もう誰も傷つけたくない。
誰かを好きになって、付き合って、大切にしたいと思っても、
結局いつかは終わりが来てしまう。
どんなに人を愛しても、
「こころが見えない」「やさしくしないで」と言われる。
誰かに愛してもらえるほど僕には価値がないのかもしれない。
人生における恋愛の比重を重くしすぎたせいで、失敗するほど自分が壊れていく。恋愛だけを大切にして、他のモノを全て捨てて、最後に残るのは虚無感と脅迫的なまでに死にたいと思わせられる孤独感だけ。大切な人は傍には残らない。
それでも、自分が傷つくのはもうどうでもいい。
ただ誰も傷つけたくないから、
もう恋愛は出来そうにない。