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(懺悔2)Rさんに言えなかったこと。もう伝える術のない言葉を小瓶に入れて流す。

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Rさん、とは彼氏のお姉さんだ。
5年前に知り合ったが、
数日前に私から一方的に縁を切った。

縁を切ったが、私は未だにRさんが大好きだ。

でも二度と話したくないのだ。

「大好き」な気持ちと
「話したくない」気持ちが
両立する事があるとは…

自分でもびっくりだ。

以下はそんなRさんへの想い。

Rさんは優しい人だ。
不器用で頭の悪い私を多くの人が嘲笑うが
Rさんは一度も私を嘲ったりしなかった。

困った時には助けてくれた。
辛い時には慰めてくれた。
頑張った時には手放しで褒めてくれた。

とても親切にしてもらった。

本当に感謝している。
助けて貰った恩は一生忘れない。
もう直接関わることはしないけど
彼氏を通して少しでもお役に立ちたい。

心からそう思う。

私が礼儀作法を知らない無神経な人間だから
繊細なRさんに嫌な思いをさせてしまった。

結果、私という人間は
「Rさんを嫌っている人間」なのだと
Rさんに誤解されてしまった。

頭の悪い無神経な私はこの誤解をとうしても
解くことが出来なかった。

「嫌ってなんかいません」
「私はRさんが大好きです」
何回も伝えたけど、こんな言葉では
伝わらなかった。

普段の言動が酷いからだ。
悪意はないのだが、私の言動は悪意があるように見えてしまうようなのだ。
無自覚にそのような言動をしてしまう自分が嫌で仕方ない。

だからRさんから離れることにした。私が
Rさんに最後に伝えた言葉は
ラインのたった一行。
「いつもすみません。もうRさんとはお話しません」

我ながら本当に酷いなと思う。言葉遣いも何もかも。


もう私の言動でRさんが思い悩む姿を見たくない。
身勝手で申し訳ないが、少しもRさんを嫌ってないのに、むしろ大好きなのに、嫌っていると誤解されて辛い。

Rさんと私が話すたびに

Rさんは
「嫌われてるんだ。私の何が悪いの?」と思い悩んでしまう。

そして私は誤解を解く方法が分からず途方に暮れる。

離れた方が良い。お互いのために。

本来なら上記の旨をRさんに素直に伝えて、お互いに合意のうえで離れるべきだったと思う。

でも私はとにかく疲れてしまっていて

Rさんのお返事も待たずに私のラインから
Rさんのアカウントを消してしまった。

我ながら最低だと思う。

本当に私は性格の悪い、不作法な、嫌な人間だ。

Rさんにはお詫びのしようもない。本当に申し訳ない。
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