目標がないからこそ勉強するんです。
例えば、あなたが1年後に夢を見つけたとします。
これを将来の仕事にしたいとか、この仕事おもしろそうとか、思ったりします。
その時、偏差値70なら、ランクが高い大学、資格試験の多い専門学校が選び放題です。
ランクが高い中から夢に合っていて、自分が通いやすそうな学校を好きに選べます。優秀な卒業生がたくさんいる学校はネームバリューがあるしコネも多いから、就職にも強いです。
でも、偏差値40しかなかったら、夢を目指す以前の問題です。まず学ぶための学校に行けなくて諦めるしかなくなる。ギリギリ合格しても授業についていけない。必須の資格試験にも落ちる。ランクの高い学校に比べて試験対策や教師の質も低いし、就職も不利。
今、将来の目標が何もなくてもいいんです。目標が見つかった時に、全力で目指せるように、今は土台を作る時期なんです。だから夢がない人ほど勉強をやるべきです。
逆に将棋の藤井さんや男子フィギュアの羽生さんのような、既に夢が見つかっている人は、ガンガン夢に進めばいい。もしもあなたがテニスを好きで、国体に行きたいなど目標があるなら、ぜひそれをやりましょう。
それにね、普通の勉強をしているうちに夢が見つかることもあります。
私や私の友人は高校で良い先生がいて理系の面白さに目覚め、大学も理系で研究方面の職に進みました。英語がよく出来たから外国人が多い六本木のホテルに就職したという友達もいます。普通の勉強から夢に繋がることもたくさんありますよ。
また勉強することで、自分の得意不得意もわかります。仮に「数学は私に向いていない」とわかったら、じゃあ文系の勉強をたくさんしないと、て思うでしょう。
そうしたら将来の進路も少しずつ見えてきますよね？
将来の目標がないなら、今はとりあえず「5教科テストで学年トップ3に入る」とか、勉強の目標を立てて頑張ってみたらどうでしょうか。
学力や学歴は嘘をつきません。きっと将来のあなたに役立つものになりますよ。
別の小瓶にも書かせて頂きましたが、今の社会は最低、高校卒業資格が必要です。
良い企業、良い職種に就くには、大学卒業資格が必要です。
低学歴だと、就職でもアルバイトでも応募できる職種が限られます。ましてや中卒だと、応募できるアルバイトすら殆どありません。それが現在の日本社会です。
小瓶主さんが高校を辞めた後、真剣に自分の進路を考えて計画し、ご両親を説得できるのならば、辞めても良いと思います。まだ、何も考えていないのであれば、学校に通いながら考えれば良いのです。何も考えずに退学すれば、必ず後悔します。後悔してからでは遅いのです。
勉強が嫌いならば、それで良い。赤点さえ取らなければ良いのです。学校は、卒業資格を得る事と、友達と騒いで遊ぶ事を目的に学校に通って下さい。
(ご両親は許さないと思うけれど)
進路や将来の職業の事は、友達や先生、ご両親の意見も聞いてみて下さい。アルバイトをして社会経験を積む事も良いと思います。バイト先で人と出合い、自分の世界が少し広がります。バイト代を貯めて、夏休みに青春18切符で旅行しても良いかもしれません。知らない土地で知らない風景を観たり、知らない人と会話したりする事も良いでしょう。(ヤバそうな人、場所には近寄らない事！)
そしたら、何かの切欠で小瓶主さんの夢が生まれるかもしれません。その為にも自分から動くのです。自分から動く事で、小瓶主さんの未来も変わって行きます。頑張ってね。
同じ疑問を抱いて周りの大人に聞いてみたところ、「将来必要になるかもしれないからそのための知識」なんだそうで。要はつぶしがきく ってやつです。んーでも私バリバリの文系だから微分積分とか絶対勉強しなくてよかったよなーと大人になってからも思います。つまりあまり意味はなかったですね。
というか学ぶ意味も考えずただつめこんでも役に立たないことに気がついてしまいました。大人になっていざ使おうとしても、覚えてないんですよ、そのとき学んだこと。結局学び直し。
だったら最低限中学で学ぶ範囲まで終えたらあとは自分の興味ある分野を重点的に学んだ方がよかったな と思いました。
この先どうしたいか考えてみて、普通に大学行って就職したいならまあこのまま真面目にレールに乗ってた方がいいと思うし、ちょっとでも好きなことがあるならそっちに力入れちゃった方がいいんじゃない？
結局3年後には進路を決めなきゃいけなくなるから、そのときに「無駄な勉強ばかりした」って後悔しないようにね。最低限の勉強で赤点ギリギリで単位確保して、バイトしたり遊びまくるのもわたしはいいと思うよ。
