久しぶりに体外離脱を体験した。知らない人のために解説すると、体外離脱とは体外に魂か何かが抜け出たような感覚

久しぶりに体外離脱を体験した。
知らない人のために解説すると、体外離脱とは、体外に魂か何かが抜け出たような感覚を伴う夢。
夢でありながら、明晰な意識を持って行動できる状態。
このことから明晰夢と呼ばれることもある。
体外離脱は夢の舞台が、9割くらい現実生活ベースになっている特徴がある。
夢でありながら、自由に意識が働き、行動できるので、その夢の中で願い事等をすると、良くも悪くもほぼその通りに夢の中で実現される。
思ったことが、ほぼその通りになるので、現実の生活ではまず感じられないほどの解放感がある。
辛いことがあっても、自傷しなかったり、自殺しなかった理由の一つがこれ。
悪く言ってしまえば現実逃避。でも、逃げ場があることはオレの心に大きな救いをもたらした。
逃げ場にはなるけど、いつまでもずっと夢の中に居られるわけでもない。
夢なので、目が覚めれば自然に現実に引き戻される。
そして、また体験したいと願う。
ところがこの体外離脱、願ったとしても100%体験できるわけではない。
体験しやすい方法はあっても確実ではない。
確率を高める方法はいくつかある。
例えば十分にリラックスし、寝やすい姿勢で意識を少しずつ落としていき、眠りと覚醒の狭間の意識状態を保ち、金縛りを待つ。
金縛りになったら、体が動かないという先入観を捨て、ゆっくり体を動かそうとする。
金縛りで動かないはずの体が動いた時、動いたのは実際の体ではなく、意識の体、魂が抜け出たような錯覚を抱く、これが体外離脱。
今回のオレの体外離脱はこのセオリーから完全に逸脱していた。
夜中にアメトークを見ていた時のこと、椅子に座ったままウトウト微睡んだ。
｢やべ、番組終わっちゃった?そろそろ寝るか。｣
そうは思っても微睡んだまま。椅子から立ち上がり部屋の電気を消そうとする。でも、体はなかなか動かない。
｢あ、この感覚、もしかしていけるか?｣
なかなか動かない体に椅子から立ち上がるように働きかけると、体から何かが抜け出るような感覚を伴いながら、立ち上がることができた。
立ち上がったはずなのに、次の瞬間には椅子に座っている状態になっていた。立ち上がった瞬間に体外離脱できた喜びが強すぎて、完全に目が覚めてしまったのだ。
セオリー通りの型にハマった方法でなくても体外離脱できるというのは貴重な体験だった。
この体外離脱、夢だけではなく現実の生活にも様々な恩恵をもたらしてくれる。
長くなってしまったので、その話はまた後日。
それでは、皆さん良い夢を。

ベル