「普通」であれば確かに無難に過ごせることも多いのでしょうけれど、その枠にはまらない人が理不尽に苦しむことも多いので、その判断基準というか目線がそもそもあんまり好きじゃないです。
結婚=幸せ
は、あまりにも単純化し過ぎの図式ですね。
互いに相性も運も良く、経済力があって健康にも恵まれ、大禍なく一生の大半を過ごせたら、結果的にそうなるのかもしれませんが。
結婚したばっかりに起こる悲惨な諸問題は、基本的に「ない」か、「2人でいれば乗り越えられる」というあんまり根拠のない楽観論が前提ですよね、この単純な図式は。
最初から、山あり谷あり覚悟で、協調性にも土壇場の底力にも自信がある人同士しか結婚しない、というのであれば確かにお互い幸せでいられる努力をするでしょうし、幸せでいられる時間も多めにはなるかもしれませんけど。
何となく寂しいからとか、世間のみんながしているからしてみようかとか、あんまり覚悟もなく踏み込むと、とんだ地雷を踏むことになったりもします。
お互い相手に求めるばかりで、どちらも相手に与えられる何かを持っていなければ、それは悲惨なことになるに決まっていますから。
普通かどうか…というよりも、人それぞれでいいんじやないかな?と、私は思います。
結婚=必ずすべきもの というわけでもないですし、
結婚=幸せ これに関してはかなり個人差があるとも思います。
ただ、これはあくまでも個人的に感じることですが、結婚するというのは、まあ、「お互い夫婦としてやっていきますよ」という一つの契約であり、責任も生まれます。
なので、結婚して家庭を持っている人は、それだけで、信頼感を持たれやすいですし、逆に結婚していない人は何となく頼りないとか半人前的な印象を持たれやすいというデメリットはあります。
何気に、この相手に与える印象の差は…あなどれないし、結婚してない立場の者としてはキツいですので軽く覚悟しといた方がいいかも。
まあ、ご参考までに。