家族といると、自分が元気でエネルギーのある状態であるときには、楽しいと感じることが多い。でも、その一方で、弱い人や弱ってる人の心に寄り添わない冷たさがある

うちの家族のメンバーは、

基本明るくてくだらないことで笑い合って、
ポジティブで友達が多くて、恋人もいたり旦那もいたりで所謂リア充な生活を送っていて、コミュ力もあって、人望もあって。

私を除いて。
でもそんな家族といると、自分が元気でエネルギーのある状態であるときには、楽しいと感じることが多い。

でも、その一方で、弱い人や弱ってる人の心に寄り添わない冷たさがある。
人の優劣を、友達の数、恋人の有無、顔の良し悪し、学歴、等々家族内であっても、ほとんど無意識で比較する。
その結果、弱っていてエネルギーのない時の私はカミソリで皮膚を切られるような痛みを感じる。

幸せな世界にいる人には、そうでない人が持つ苦しさや痛みが分かりづらいから、仕方ないこともあると思うけど。

昔からずっと感じてた。

辛い想いを抱えて帰省しても、結局、弾けるような明るさの家族の輪に入れずに、輪の外で一人ぼっち。

そんなシーンが多々ある。

良い歳して、そんな拗ねた子供みたいなことしちゃダメだ、自分が努力して輪に入らなきゃ、とおもうんだけど、

自分が持ってないもの、失ったものの話に華を咲かせている人たちの輪の中に入ることを、なんていうか身体の全細胞が全力で拒否する。

だから、一人ぼっちで、拗ねた子供のように蚊帳の外にいるだけ。

なんだか、その経験はないけど学生の頃にいじめを受けてるような感覚。

きっと周りは扱いづらい奴だと思ってるだろうし、
妹は所謂、パリピのような人に成長してから、ずーっと馬鹿にしたような見下してくる。

この家族を見返してやりたい、
と思うから、頑張らなきゃ。と思った。

いや、見返してやりたい、というより、
自分を信じる気持ちをもっと強く持って、
自分を道を人に頼ることなく歩んでいかなければならない。そのうえで、家族には期待しないことが大切だと感じた。

偶然なのか、この数ヶ月で彼氏や仕事のやりがいなどなど、いろんなものを失ったあとだから、
その全てを当たり前のように持っていて、同棲やら結婚やらの話をされて、正直、向こうに悪気はなくても自分の心が参ってしまった。

初めて、家族が赤の他人のように感じた。
家の中であんなに居心地を悪く感じたのは初めてだった。

子供の頃の写真を整理しながら、この家族の中でよくもまあ18年間も生きてきたな…と感じた。

どちらかが正しいとかではないけど、
こんなにも味方に感じない家族なんて。
あまりの居心地の悪さに一人ぼっちでいても、それを助長させるような雰囲気が作られる家族。

でもそれは私に原因がある。

みんなのように明るか振る舞えない…特に今は。

みんなが嬉々として語る幸せを素直に心から祝福できない。

でも、今回感じたのは

自分を守るのはやっぱり家族でもなく自分だけだということ。

家族のそばにいると辛い。

離れたい。

将来的にも、正直、姉以外とはあまり交流したくない。

関係なく生きていきたい。

ここまで育ててもらって親不孝とはわかってる。

でも公の場で傷を抉られた記憶は消えない。

最近はどうやったら、自然な形で離れて関係ない人生を送れるか(年末年始や行事にも参加しなくていい)考えてる。

そしてそれを理解してくれるパートナーがいるのか。それも問題だけど。

遠くの家族より近くの他人とはよく言ったものだ。

私の場合には近くの家族より遠くの他人レベルだけど。

感情的にはならないようにしなきゃ。

悪者や変人扱いされるのはもう慣れたけど

自分の信念通りに生きよう。
自分を大切に想ってくれる人と生きよう。