中学校時代のいじめに加担していた先生共が
私が卒業した後、他の生徒に似たようなことして
その子の親が訴えたことで処分を受けた
...というのを、親から聞いた
TVでニュースになったかまでは知らないが
新聞には載ったらしい
新聞を読んでいたとき発見したそうだ
私はその子が少し羨ましかった
同時に
強い罪悪感が、今もある
その子には味方がいた
親という、強い味方
私にも親はいる
でも味方ではなかった
「いじめられてるお前が悪い」
「無視できないお前が悪い」
「いちいち気にすること自体、理解ができない」
そんな言葉ばかりで
私は諦めた
全てを受け入れてしまった方が楽で
生徒も、先生も
どうせ数年の付き合いだからと
卒業して、全員と縁を切ればいいだけだからと
悪いのは全部私なのだからと
だから
「次の犠牲者」のことを
私は考えなかった
私がもっと先のことを考えていたなら
私がもっと「正しく」声を上げていたなら
きっと、少なくとも
その子の苦しみは回避できたはずだ
その子の心と身体のキズは
負わなくて良いものだった
私で終わらせるべきだったんだ
なんてことを、してしまったんだろう
その子のキズを
私は忘れない
そんな事、予想できる?
わたしなら、むりじゃないかな。
親にも自分が悪いみたいに言われてたんでしょ?
自分だからこういう目に遭うんだって、わたしなら考えてたんじゃないかな。
そしたらその後も別の人がって思わないと思うんだよ。
予想できない事のために動くなんてむりだよ。
可能性あると思ったとして、きっとそんなに高い確率は見積もらないし、
あると思ったとしてどう動くっていうのさ。
自分のためにはがんばれなかったけど、人のためならがんばれた?
そうかな?
むりじゃないかな?
あなたが責任を感じなくていいと思うよ。
その親グッジョブ!
先生どもざまあ!
くらい思ってもばちは当たらないんじゃないかな。
それで、幸せに生きてほしいな。