「助けて」
このたった一言はとてつもなく重たい言葉。
言ってしまいたいのに、口に出すことができない。
勇気が出なくて言葉は飲み込まれる。
もしも言えたら、少し楽になれるのかな。
今は、落ち着いてるけど気分が落ちたらきっとまた死にたくなる。
誰にも迷惑をかけたくない。
救って欲しい。
誰にも気づかないでほしい。
誰でもいいから気づいてほしい。
ねぇ、お父さん、お母さん
私ね、学校にも部活にも行きたくない。
否定されるのがすごく嫌だ。
人の目が気になりすぎて疲れてしまう。
周りに馴染めなくて私の居場所がない。
嫌なんだ、何もできない自分が。
惨めで、不格好で、変わり者で、独りぼっち。
辛くて、苦しくて、寂しくて、恥ずかしい。
ぐちゃぐちゃに混ざった感情で、
頭にモヤがかかったような感覚で、
体中に重りをつけているような感じがして、
行くたびに消えたくなる。
...私のはただの甘えか。
いじめられてないし、
友だちもいるし、
不自由じゃないもんね。
甘えてばっかでごめんね。
普通に生きるのって難しいね。