最近思う。僕はたまたま生まれただけ。生まれたいと願った記憶もない。気が付いたら生まれていて、親がいて、幼稚園、小学校に通っていて、自分が進みたいと思う方向と、親が進んで欲しい方向の折り合いを合わせた先に、今の自分がいる。
「たまたま生まれただけ」なのだ。君も。
生きている意味なんかない、と落ち込むこともあるけど、「でもたまたま生まれただけだけだからなぁ笑」と思うと、まぁ平々凡々ってこともあるよなぁと思える。
社会人になると思うけど、人って稼げる金額の上限が決まっている。僕なんかは平々凡々だから平均的なサラリーマンの生涯年収とトントンだろう。
でも、副業や、独立をしてたくさんお金を稼げる人もいる。人当たりの良さだったり、情熱を持続できるかだったり、夢に向かってどれだけ頑張れるか、っていう能力を持っているかによる。多くの人はそれを持っていない。大多数がそんな能力を持っていたら日本は有名人だらけになっちゃうから。
でも、「たまたまそういう能力を持っていた」人がいるってだけなんだ。
それに、そんな人たちも100年後には誰も覚えていない。平々凡々な僕のことも誰も覚えていない。結果は一緒なのだ。みんな「たまたま生まれただけだから」。
だから、いい意味でこの世界を諦めよう。諦めるという言葉の語源は「明らめる」「明らかにする」ということだ。本当は悪い言葉ではない。
肩肘はって、頑張って生きていかなくていい。
劣等感も感じなくていい。どうせみんな「たまたま生まれただけ」なんだから。
夢がなくたって、生きる意味が見つからなくたって、成績が悪くったって、毎日パッとしなくたって、退屈だって、些細なことだと思おう。
たまたま生まれただけなんだから。