歴史の本を読んでて 大正〜昭和くらいの花嫁花婿の写真見てたらなんかいいなと思った。
ニコリともせずに型通りの堅い服とポーズで、今の結婚の写真とは全然違う。
昔は結婚は好きな人とするものではなかったし、結婚に対する責任感とかも全然違ったんだろうなと思う。生きるためとか、社会の中での役割を果たすために結婚するって感じだったんじゃないかな。
昔の結婚の形がよかったと思ったわけじゃなくて
これから負う責任とか苦労とかをある程度想像できてて覚悟の決まったような顔してるのが美しいなと思った。
昔って夫婦や家族関係で悩む人が多かったと思うけど、その分 幸せになるための結婚というよりは役割を果たすためにするって我慢して一生懸命やってたんじゃないかとおもう。
自分が結婚するかもって立場になったら、想像していた「好きな人と一緒に生きていく喜び」的なものよりも「苦労するとしても我慢し妻としての役割を果たせるか」みたいなことを試されてるんじゃないかって思う場面が多い。そういう状況だから、余計に当時の人たちの写真を美しいと思ったのかも。