アニメーターという程ではないけど、大学のアニメ制作サークルに入ってる人です。
まず、画力について。
普通のイラストと漫画、それからアニメの絵は種類が違うっていう感覚を養っておくと良いかなって思います。
例えば、イラストは1枚で起承転結が完結するから描き込み量や情報量が多くなるし、漫画は絵の動きや次コマとの連結を意識した構造に重きを置かれる。
対してアニメはパラパラ漫画のように同じ絵柄が少しずつ動いていく。つまり、同じ絵柄を保つ力があると強い。
あと、体の構成やバランス、腕や関節の動きが表現できると凄く良い。
練習方法としては、模写をやりまくること。
模写がある程度できるようになってきたら、模写のキャラクターのポーズを同じに別のキャラで再現したり、もとの絵の見る角度を変えた絵を想像して描く。
例えば、もとの絵が正面を向いたキャラクターの絵だったら、少し斜めを向いたキャラクターを想像して描く。
あとは、好きなアニメの原画集を買ってみると良いよ。無駄のない線でどこまで表現されているか、よく分かるから。
私はただのサウンドディレクターで絵はそこまで上手くないから偉そうなこと言えないけど、一番効果的なのは継続だと思うよ。
専門学校ではないただの文系大学だけど、サークルの先輩はそのままアニメーターになりました。
美大や映像系サークルのある大学でも決して将来は悪くないと思うし、何なら個人で活動しても良いと思う。
頑張れ。