いるだけでいいんだよ。
つらいと感じる感覚は、とても正常。
この世界を変える役割の人に備えられた、大切なセンサーなんだ。
それは、才能なんだよ。
あなたは、この世に存在しているだけで、じゅうぶんに役割を果たしているんだよ。
誰かに意図されて作られた、おかしなしくみの価値観に、冒されないで。
息をしているだけで、たとえ自力で息ができないとしても、もう、ほんとうに、重要な存在なんだ。
誰にとって、って?
地球にとってだよ。
たとえば、植物を見てみて。
彼らは、わかりやすいところでいえば、光合成で、絶えず酸素をうみだしてくれているよね。
そして、人間にとっては、もう目に入るだけで癒してくれる。
そう、いるだけで、ものすごく役にたっているでしょう?
他にも、人間がわかっていることも、まだわかっていないことも含めて、たくさんたくさんの役割を果たしてくれている。
人間だって、それとおなじ。
人間がわかっていることも、わかっていない部分もふくめて、存在するだけで、ものすごく全体の役にたっているんだよ。
人間は、とてもちっぽけであり、ものすごく偉大な存在なんだ。
今がとてもつらい人にはすごく酷な言い方かもしれないんだけど、、
みずから命を終らせることは、その偉大な仕事をしている存在を消滅させてしまう、とても傲慢なことでもあるんだよ。
でも、人間には意思というものが備えられている。
だいじょうぶ、最後にどうしたいかは、あなたに委ねられているからね。
今はすこしだけ、人間が、地球への負荷をかけすぎちゃってるように感じるかもしれない。
けれど、それも自然で必要なプロセスなんだ。
人間にたとえていうと、思春期の反抗期みたいな感じかな。
絶対に絶対に、この世界はものすごくよくなっていくから、信じて、安心していてね。
できるなら、どんなに小さくてもいいから、できることをしよう。
目の前に落ちてるごみを拾うとか。
そんなわけで、できたら、あなたには、生きていてほしい。
つらくて動けなくても、
はいつくばってても、
そこにじっとそうしているだけでいいから、
それだけで、じゅうぶん、仕事を果たしているから、
とにかく、生きていて。
そのことが、実は、
勇敢に戦っていることになるんだよ。
どうか、どうか、負けないで。
今のあなた、すごくかっこいいんだよ。
私もいま、しずかに平和に、戦っている。
一緒に、がんばろうね。