自分の地元が大嫌い。
いくらいじめられてたからって卒業後どう過ごしてるかってことまで探ってくるし。
中学時代はコンビニの入口で騒いでタバコ吸ってる不良を先輩と敬って挨拶しなきゃいけなかったし。
周りは見渡す限り畑しかないし住んでる人は噂話大好きで下品だし。
ずっと中学のスクールカーストが続いてるし。
今通ってる高校のクラスメイトで同じ市に住んでる子に昔いじめられてたことがバレた。
同じ中学だった子がバラしたみたい。
せっかく入った高校も何度か仮病でサボってる。いつ今の友達全員にバレるのか、いつ皆の輪から外されるのか恐れてばっかで疲れちゃった。
勉強だけは頑張って県内でも偏差値の高い高校に入って、そこからあの人達には到底就けないような優秀な職業に就こうって思ってたのに。
私は一生底辺で一生皆のストレスのはけ口になるしかないのかな。だったらせめてあいつらを殺してから死にたい。
殺すことであの人達に打ち勝ちたい。
(きっと実行はしないけど)
現実に殺すんじゃない。
よく言われてるようなありきたりなことだけど、そういう奴らの嫌なことを、愉快で、楽しくて、忘れられるような時間を作ろう。
それが一番の復讐なんだと思う。記憶の中から殺してやれ。
忘れなくていい。許さなくていい。でも、記憶の中から消しとばしてやれるような時間を作ろうよ。
いわゆる綺麗事かもしれないし、もっと世間を見ろだなんて言われることもあるだろう。
苦しみの渦中にいるのだろうから、まだまだ苦しさが消えるなんてことはないんだと思う。それでも、苦しみを、少しでもくだらない奴らのことを忘れていられる良い時間は作れないものか?
簡単にできるとは思っていないが、理不尽に押し付けられたランドセルのようなストレスは、その時バッサリと切り捨ててしまえ。
それと、いつかは嫌なことが起こる可能性は、自分の中にあるんでしょ?
なら、少しでも切り捨てることで、その時のためにも、そのくだらない奴らになにか、自分なりに、現実には言わなくてもいいけれど、ちゃんとしたことを言えるものを考えておければいいんじゃないだろうか。