個人的に思ってる事で、学術的な根拠は何もないのですが。
ペットを飼ってみるといいかもしれません。
動物に心を癒されると言う人はたくさんいます。
それは単に見た目の可愛らしさだけでなく、その「弱さ」が人の心を掴んでいるからじゃないかと思うんです。
ペットは飼い主が世話をしなければ死ぬしかありません。
犬や猫はそれをわかっていて、ご飯をもらうために可愛らしく鳴いたり、なついたり、命令に従ったりします。見た目を楽しむ熱帯魚などにはそういう行動はないけど、それでも世話が必要なことは変わりないです。
この自分に頼りきってくる弱い生き物に、飼い主は庇護欲と所有欲と支配欲を同時に満たされます。
これって承認欲求を与えてくれる究極の存在なんじゃないかなって思います。
承認欲求が強くなり過ぎるのは、日常生活で他人と関わることが少ないからだと思うんです。
他人と深く関わらなければ、当然他人から感謝されたり愛されたりする場面も少ないわけで、それで不安になり、認めて欲しくなる。
でも他人と深く付き合い認められるってなかなか難しいから、まずはペットを飼うことで「ペットの世話をちゃんと出来ている自分」を、自分自身が承認してあげることから始めてみたらどうでしょうか。
ペットの世話って、ちゃんとやるのは大変です。ご飯の世話、糞の始末、ケージや水槽の掃除、体の汚れや毛並みの手入れ、犬なら毎日の散歩、病院に連れていくこと、やることがたくさんあります。でも、これでペットが元気だったり喜んだりすると、それは丸ごとあなたの存在価値になります。
またペットは話のネタになるから、ペット繋がりの人間関係も作れます。男女の恋のきっかけにすらなります。犬飼ってる同士が結婚とか普通にありますからね。
動物が無理なら植物でもいいですよ。花より野菜とかハーブね。食べられるものだと収穫が楽しみで続くし、動物みたいに鳴いたりしないけど、大きくなるのを見るとなんか愛しくなってきます。で、「植物がよく育つCD」とか買ってしまうのです。
※私の実体験です。
とにかく、あなたがいないと駄目な存在がいれば、気持ちや生活スタイルがかなり変わります。恋愛や育児で起こる変化と理屈は同じだと思います。
そうして今の嫌いな自分を変えられたら、次はかけがえのない人間を探しにいけばいいのですよ。
試してみてはいかがですか。
