母親の頭のわるさには心底呆れる。
話が通じない。
たぶんADHDだとおもう。
妹との差別的な扱いも、最後までごはんが食べられず途中で他のことをしに立ち上がるのも、そしてそれを「忙しいから」とわるいことだとおもっていないのも、片付けが上手くできないのも、やっぱりどこかわたしの標準からずれてる。
父が母に真剣な顔で「お母さんはADHDじゃないか」と話したことがあった。
そしたら母はかんかんに怒って口をきかなくなった。
わたしと言い合いをするときは、人に罪をなすりつけ可哀想ぶる演技をしたり、にやにやしたり、
それがわたしは気持ち悪くていつも鳥肌がたつ。
憎くて仕方がない。
産んでくれたんだから、とか
父も母も友達の親よりずっと年で、父は定年になって、親の年齢でわたしが苦労するくらいならわたしをあきらめてほしかった。
妹は軽度だったが口蓋裂で生まれてきた。
そこに母は負い目を感じるのか妹にはやさしい。わたしには虐待だってした。
でも妹が入院中にわたしは毎晩泣いていたんだよ、まだ3、4歳だった。
いまだにおもい出すと涙が止まらない。
もう16歳なのに、まだ母を憎んで許せない。
たぶん一生許せずに、ぐちぐちここみたいな場所で文句を言っているとおもう。
わたしはまだ、寂しい。