必須でない=要らないというなら、世の中のほとんどのものが要らない。
映画もスポーツもスイーツもペットも、世の中にとって必須じゃない。
でも存在する。
それは「人が受け入れた」という意味があるから。
人間もそんなもんだと思います。
主さんが生まれなかったら生まれなかったで、世界はちゃんと回っていたはず。
でも主さんは生まれた。それによって親や先生が主さんに色々な知識や道徳を与えただろうし、社会の一員になったら上司や部下が色々なスキルや気配りを求めてきたはず。
モノでも人でも、一旦生み出されれば、何らかの意味や役割が後からくっついてくるのです。
あなたも特に生きてたいと思わない代わり、強く強く死にたいとも思わなかったから、今まで生きてきたんでしょ?
「生きたい」と強く願わなくても、人は生きられるんですよね。特別な天才じゃなくても美人じゃなくても、よほどの悪でない限り社会に受け入れられ、何らかの役割を担っているから。
ただそれは、いわゆる生き甲斐というものは感じにくい生き方だから、もしも今ある空虚さを感じるのが辛くなったら、楽しめる何かを探してみればいいんじゃないかなと思います。