あの時死ななくてよかった
て思う日がくると思わなかった
もう人生ずっと暗いんだと思ってた
一生辛い苦しいって言いながら生きるくらいなら
その一生分の苦しみを一度に味わって
サクッと楽になりたかった
でもそうしなくてよかった
ちぎれそうなほど腕を伸ばしても届かなかった幸せを
日常だと思える日がやっときた
生きていれば希望はあるとも言いきれないし
実際死ぬことでホッとできた人もたくさんいるだろうから
死ぬな生きろとは言わないけれど
何があっても時間って止まらないから
ただじっと耐えてみるのもありかもしれない
私が頑張っても人も環境も変わらなかったけど
時間は良いのか悪いのか勝手に変わってたから
多分私はそれに救われた
私もただじっと、⏰が過ぎるのを待っています。死神は後ろに立っているけど、私は振り向かない。気配がわかっているけど、振り向いちゃいけない。私の1,155,555,446私だけのものじゃないから。