恋に興味がない、恋などバカバカしい。そういうふうに自分は見栄を張っていた。
だが、もし見た目を気にしない、相手は付き合ってくれるという保証があるのならば、私は迷いなく告白しただろう。
【今年の春頃、ある教科担当の『同性の先生」が大好きになった】
私は恋ができない、始められない、進めない。理由はわかっているが、心の奥に抑え込んでいる。今も"恋"なのか、"憧れ"なのかまだ分かってない。だから、毎回むしゃくしゃする気持ちを味わっている。
今年の春の頃、ある教科担当の同性の先生が大好きだった。その時は、引っ込み思案で積極的に話しに行けなかった。
ある日の朝礼で、同じ委員会の先輩が表彰された。その後、彼はその先生に褒められていた。それが羨ましくて、ろくに参加していなかった委員会活動を頑張った。すると、ある大会で彼をも破って優勝を勝ち取り、私は表彰された。けれど、その時先生はいなかった。
夏頃になると友達が変わり、私はよく話すようになった。先生の気を引くために授業中友達に話しに行ったり、寝て授業を聞いていないふりをしたりした。
1回本気で怒られたことがショックで、今度は勉強を頑張った。毎日、受験のわからない問題を探して教えてもらいに行った。その時は顔が真っ赤になったり、緊張して話しがうまく入ってこなかったりしたことを覚えている。
そして、先生と駅で会うために、駅のパン屋さんによく買いに行ったこともある。これがおそらく私の恋だったのではないかと思うが、いまだにわからない。でも、それでも、いまだに先生が好き。
長文読んでいただきありがとうございました。その先生はおそらく今年で居なくなってしまうので、頑張って連絡先を聞こうと思います。