ななしさん
こんにちは。面白そうなお題で目に止まりました。というのも、僕も貴方くらいの時分には「自分に負けるな」という言葉に違和感があったからです。
「自分に負けるな」という意味は、自分の弱さや負の心に引き摺られるなという意味。この勝負は次の試合までのスパンが短く、勝ちの状態が長くは続きません。
だから1日1日が逃げ切ったか、負けたかのどちらかしかないのです。
「挫折に打ち勝って」という表現については僕も違和感です。「逆境にもめげず」、「挫折から立ち直り」などが正しいと思います。
ちなみに僕は「自分に負けるな」という言葉は、もっと選ばれたハイレベルな人たちにしか許されざるべき表現だと思っています。一般化されすぎです。
例えるならSLAM DUNKの山王工業。インターハイ連続優勝記録をもつ彼らのような存在なら「自分に負けるな」という言葉は似つかわしい気がします。だって国内に敵いないし。
慢心せず高みを目指し続けろよ、クオリティの高さを維持しろよ、という重みを含んで使われるべきではないのかな、と首をかしげています。