雪うさぎと申します。最後に小瓶を流してから、だいぶ時が流れてしまったので、私のことを覚えている方はほとんど居ないかもしれません。
また、最後の小瓶で、もうこの名前で小瓶を流すことはない、というようなことを書いたのですが、以前この名前で流した内容に触れる話になりますので、またこの名前を使わせて頂きました。
大切な人を亡くすのが怖い、という小瓶で、祖父の話をしたのですが、その祖父が2ヶ月前に亡くなりました。脳梗塞でした。
私は今大学に通うために地元を離れているので、最後に会ったのはゴールデンウィークです。私が夏休みに入る前に倒れ、私が帰省してから数日後のことでした。
幸い、最期には立ち会うことができ、49日も終わったのですが、やはりおじいちゃん子だった私にとって、この別れは思いの外辛いものだったみたいです。
お通夜も、お葬式も、納骨も済んだのに、本当にもう会えないのかと受け止められない自分がいます。心残りもいくつかあるため、それも影響しているのかもしれませんが……。
私は初孫ではなかったのですが、祖父はとても可愛がってくれて、理科の勉強も教えてくれました。大学に入って地元を離れても、時々電話をくれて、勉強が上手くいかず落ち込んでいると励ましてくれました。いつも私のことを心配してくれて、本当に大好きなおじいちゃんでした。
もっと話したかったし、大学を卒業して就職するまで見守って欲しかったし、もっと一緒にお酒を飲みたかった。考えれば考えるほど、涙が溢れてきます。
もし、もう一度だけおじいちゃんに会えるなら、感謝の気持ちと、「生まれ変わっても、またおじいちゃんの孫になりたい」と伝えたいです。
気持ちの整理のために、久しぶりにこの小瓶を流そうと思います。書いたら少しすっきりしました。
拾ってくれた方、ありがとうございました。