すべてを捨てて、消えてなくなりたい。
弔われたり、だれかに泣かれたり、悲しまれることもなく、私が初めからいないような世界にいきたいな。
死にたいではなく、そっと消えて私がそもそもいない世界になればいいのにな。
死にたいではなく、全てのことから解放されて誰にも知られずにそっと消えてしまいたい。
私は、逃げる勇気もない、意気地なし。
私は、捨てる勇気もない、根性なし。
止まない雨はなくても、そのいまの雨がつらい。
いつか陽は昇っても、その太陽の眩しさに辛さと悲しみを感じる。
私が存在せず、生きてたこともなかったことのような世界になることができればいいな。