拙文、ご容赦ください。
周囲が私を嘲っているように見え、
友人や仲間にもその懐疑の眼差しを向ける。
然れども、実のところ、
向こう岸から見た関係は純朴なそれでしかないのです。
そうと知っているのに、解っているのに、
心の何処かでは、対の私が「独り」と囁き続けていて、
そして、その囈語を「有り得ない」非難する自分も確かに存在するのです。
弥終の見えない、何時まで経っても完結しないループに、間違えた末路を選ぼうと。
そんな矛盾した自分を嫌悪して、その自分を嫌悪している自分も嫌悪しているのです。
謗り疑う心も、嘲笑する他人も、咿いしか出来ない自分の貌も、悪感情と希死念慮を否定する理性も、鯔の詰まり自分でしかないのでした。
考えた先に辿り着いた結果が、阿呆に成り果てるか、全てをかなぐり捨てて三途の川を渡るのかの二択ならば、
私は何方も選べない愚者で、生涯指を咥えながら羨望の眼差しを向け続けるだけなのでしょう。
これを見ている誰かが、いっその事私を咲ってくれたなら、幾許か私は救われるのですが。
只の、戯れ言だけど。