名前のない小瓶
私も美しい顔が好き。
でも、美しさって多少はブレがあるよね。
モデルさんでも好みじゃない顔の人もいるし…
何より、見慣れてしまうと、その人のことが好きだと、美しくないはずの顔が、一番見たい顔になってしまうから不思議。
美しさの上を行くのが、愛おしさなのかなぁ。。
それにね、あかちゃんと、おじいちゃんおばあちゃんは、あまり個性が際立たない気がする。
生まれる前と、生まれる前に戻ったときは、多分わたしたちの我は丸く丸くなって、青年期、壮年期の確立した個を失うんじゃないかと思うんだ。
花も、種やツボミだとあまり違いがわからなくて(いや、違うんだけどね)、萎れて、枯れてしまっても、やはり違いが分かりづらくなる。
宗教はとくになにか信じてるわけじゃないけど、そうやって生き終えていくものなんじゃないかなって、思ったよ。
それは、私の愛しい人も、肉親も、私も、そしてあなたも、これを読んでくれた人もみんな、みんな一緒なんだと思う。