ななしさん
わたしは時計をうごかすのをやめてしまって
あなたに出会ってしまって
自分の時計を見る羽目になった
ちょっとだけ、いえいえ
なかなかリアルにしんどい夏のなかで
ぐるりとまわって
やっぱり、時計で計る時間軸は、
あまりわたしにはそぐわないや、って
また、ほうりだした。
さんざんいろんなゆめをみせてもらって
いつかのある日
絶望というお札を貼った
止まっていた時間を
大至急埋めるかのように
凍結していたものに
あたたかいものが流れ込んできて
人生とはプラスマイナスゼロなのです、と
なんとじょうずに
帳尻をあわせようとするのだろう?
誰の意図でもないのに、ふしぎなちから
執着だらけで,手が付けられなかった秋を超えて
手に入らない、指の隙間からこぼれおちていくとは
このことか・・と
コントロール不可の絶望を噛みしめた冬が来て
はばたくひとを
とおくで見送る はるがちかい
げんきでいてね
おねがいだから。
かぜはひいても、げんきでいてね。
あなたとおなじくらい、それ以上でもいい
幸せをしっているひとと
あなたがしあわせになれますように
バカな奴にはひっかかりませんように。
あのこのなかにいる
あのこのかみさま
まよったときは、ゆっくりあかりをともして
みちびいてあげてね
どこまでもたかく 飛んでっちゃってね
小瓶主さんとは関係ないけど、
小瓶を読んでいたら、なんとなく書いてしまった。
長くてごめんね。スルーよろしく。