携帯をいじるでも、漫画を読むでもなく、ただただひたすらぼーっとしてるだけ
3畳あるかないかの小さな部屋の、窓は開けて 扉は閉めて鍵閉めて
雨が降ってるときは隣接してるベランダに落ちる雨粒の音聞きながら
春は暖かくぬるい風を感じながら
それが好きなのよ
外に出たくないわけじゃない
中にいるのが好きなだけ
学校にも通ってるし部活もしてる
家事の手伝いだってやってる
週6日学校行って 帰って家事して、
そしたら休みの日くらい 家でぼーっとしていたい
これは甘え
わかってる
忙しいひとはこんなのの比じゃない
だから今のうちだけ、この瞬間だけは本物の穏やかな日常を感じたい
静かに泣きたい
誰もいないここで、ひとりで
頭の中空っぽにして、
期待されてないのわかってる
これでやっと独り善がりにがんばれる