夏のロックフェスに行くのが好きです。
地元の小さいものだけど、初回からずっと参加しています。
友達がいけなくなったり、そのチケットを他の方に売ったり、それで友達になっ
たり、知らない奴に財布をパクられたり、脱水症状になりかけたり、肌がまだら
に焼けたり、初めて聞いた音楽に感動のあまり動けなかったり、逆に輪になって
踊りまくったり。
喜びも悲しみも色々な事がありました。
ただ最近感じるのは、セキュリティーの厳しさ。
10m間隔でスタッフがプラカードを持って仁王立ち。
ダイブした奴には、変な机の前で、よく分からない誓いの言葉みたいなのを延々
と言わせてた。
財布を亡くした時も、警察に連絡もせず「はいはい、おまえが悪い。さっさと帰
れよ!」と言わんばかりの対応。
昔は客も少なくて問題もあったけど、凄く自由で、観客も出演者もスタッフもみ
んなで頭を使って楽しもうと必死でした。
今じゃ、満員電車に乗り込むサラリーマンみたいにただ入るがままの観客。
その中でスタッフに注意を受けない範囲で楽しんで、そしてダラダラ帰る。
スタッフは観客を、まるで犯罪者を扱うかのような対応。
…こんなの、ロックフェスじゃねーよ!!
お行儀よく見て欲しいなら、ホールとかでやれよ!
マナーを守るのとルールで縛るのは違うぞ、コラっ!
という思いを抱きつつ参加してしまうのは、やっぱり好きだから。
そして、昔のような「真の意味で自由な」フェスになって欲しいから。
そして、それを自分の目で見たいからなんでしょうね。
ちなみにフェスがある付近はいつも誕生日が近いです。
こんな説教を書いてしまうのも、歳をとった証拠でしょうか?(笑)
2008.8.22.10時配信
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