随分とご無沙汰しております。雪うさぎです。
一年以上お邪魔していなかったので、覚えていない方もいらっしゃると思いますが、近況報告をさせて頂きたく戻って参りました。
何故こんなに期間が空いてしまったのかと言いますと、実は新しく思いを吐き出す場所が見つかり、そちらを利用することが増えたというのが一番の理由です。プロフィールに書いてある通り、浪人生として過ごし、今年の春にやっと大学生になりました。といっても結局志望校には受からず、滑り止めの私大ですが。1年予備校に通わせてもらったにも関わらず、このような結果で、また金銭的負担をかけてしまうのかと思うと申し訳ない気持ちでいっぱいで、色々思うこともありますが、友人に恵まれたこともあり、何だかんだ楽しくやっています。今は寮で一人暮らしです。
皆さんに可愛い名前だと褒めて頂いたハムスターの大福は、昨年の6月、背中にできた腫瘍により虹の橋を渡ってしまいました。2歳になる4ヶ月前でした。とても悲しくて、涙にくれる日々が続きましたが、大福が亡くなったその日のうちに、数年間すずめの攻撃で孵化が成功せず顔を見せなかったツバメが帰ってきて、巣の修理をし、無事に子供を産んで巣立ったり、お墓のそばに真っ白な百合の花が咲いたりと、不思議なことが次々と起こりました。亡くなってもなお、名前の通りに大きな福を呼んでくれていたのかなと思います。
それから2ヵ月後、新しい家族を探しに向かったお店で、とても美人さんなハムスターと出会いました。七夕生まれの女の子です。もともとはうさぎを探しに来たはずなのに、家族全員その子に一目惚れし、お迎えすることにしました。名前はその子の種類であるプディングハムスターから取ってぷりんと名付けました。驚いたことに、ぷりんは大福と同じような癖をたくさん持っています。家の出口に綿で蓋をしたり、床材を掘って暑い時の寝床にしたり(形も場所も同じです)、ケージをかじる癖があったり…もしかしたら七夕の力を借りて生まれ変わってきたのかと錯覚してしまうほど似てるんです。家から離れることになってしまったのでなかなか会えなくなりましたが、両親がとても可愛がってくれています。
長くなってすみません。こんな感じで、今は精神的にも落ち着いて来ています。特に高校時代、宛メには本当にお世話になりました。行き場の無い言葉、気持ちを小瓶に詰めて流し、それを拾ってくれた方、読んでくれた方、温かいお返事をくれた方、本当にありがとうございました。そして管理人さん、このような温かい場所を作ってくださって、救ってくださってありがとうございました。
この小瓶を最後に、私は宛メを卒業しようと考えています。もしかしたら、またふらりとお邪魔することがあるかもしれませんが、その時は匿名になると思うので、この雪うさぎという名前では最後になります。
この場所で出会えた人たちのことは、決して忘れません。繰り返しになりますが、本当に今までありがとうございました。