どのように成長したいか。
会社にどのような貢献をしていくか。
成長を表すのが木で、大きく育てば良かったのに。
眼の前にあるのはアナタが自分の理想を語り過ぎて、自分の思う通りにしようとした結果、根腐れを起こしたどうしようもなく、後は腐り果てるのを待っている部下ですよ。
ここに一つのコップがあります。
それはとても小さな小さなものです。
そのコップはひび割れていました。
それを直すのには時間がかかります。
そしてそれを直すのに使っているのは、水に溶けやすいただの糊です。
そこに水を溢れるほどに注ぎます。
どうなりますか?と、問いました。
アナタは言いました。
コップを変えれば良いと。
そうかもしれませんね。
それも答えです。
ひび割れたコップが私自身の心で、必死に治そうとしていても、さらにストレス負荷を与えられればどうなるか。
それを察する事もできない人です。
何人もの部下がアナタのもとから去って行きましたね。
私はアナタへの愚痴を毎回聞かされておりました。
アナタには出来る事かもしれないけれど、できない人間もいるのです。
アナタには人の心が無いのか。
などなど……
私は今、自分を殺したいくらいに追い詰められます。
アナタの言葉と、アナタの掲げる理想に。
もう巻き込まないで下さい。
アナタ一人で頑張って下さい。
腐り果てるしかない私にはもう目を向けないで下さい。
アナタから届く仕事ではあるけれど少し離れたメールを見るたびに、ただひたすらに苦しいのです。