ある絵師さんとさよならした話。
私はTwitterの絵師さんが好きだ。主に二次創作。
アカウントを持ってアクションを起こせるほどの勇気もないのでアカウントはない。
私が好きなジャンルのCPで、そこそこ有名な絵師さんがいた。
その人のタッチは界隈に来たときから大好きだったし、定番ネタが多かったがその人が描く漫画も好きだった。
密かにマシュマロを送ったこともある。
ところが。
その絵師さんは、だんだん変わってしまった。
(ここからは私の個人的、自分勝手な意見になるので注意)
まず、酷く慰めてアピールが増えた。
何回も持病の話を持ち出したり、ことあるごとに愚痴を話し込むようになっていった。
#私の絵が好きって人ふぁぼ、#私の絵保存したことある人〃 などのタグも頻繁に使うようになった。
ふぁぼが沢山来れば「申し訳ない」と謎に謙遜し、あまり来なかったときはとことん病みまくる。
更に一番ひどかったのが、アンチが来たときの対応だ。
フォロワーも600人を超える絵師さんだったから、たまにマシュマロで迷惑なメッセージが来てしまうこともあった。
ただ、死ねとか消えろというよりは「あんまりうじうじされるとイラつくんですけど」などというマシュマロの規制をかいくぐってしまうものが多い。
驚きだったのが、そういうメッセージに対してのその人の対応だ。
何ヶ月も何ヶ月もその話を持ち出し、リアクションを待つのである。
はっきり言って自作自演ではないのかと思ってしまうほど、そのメッセージひとつで同情を買おうとする。
私はここでやっと気付いた。
「なんか違うな」
もちろん、絵はとても上手な方だし基本的にはとても優しい。
それでも、私は些細なことだがこの人の生き方に違和感と疑問、情けなさを感じてしまった。
結果、この絵師さんとは合わなかったんだな、という結論に辿り着いた。
もう、きっと見に行くこともないだろう。
彼女はこの生き方を手に入れているんだ、きっと強く生きていくはず。
今まで沢山の素敵な絵を見せてくれたことには本当に感謝している。
ただ、やっぱり同情と他人からの慰めを頼りに生きていくような人のことはどうしても尊敬できない。
今までありがとう。いつか、また違う形で会えれば。