『誹謗中傷のない場所』でこのような内容の投稿を行うのもどうかと思ったが、どうしても頭から離れないので吐き出させてもらえればと思い、書かせていただきました。
中傷にならないように、出来るだけぼかして書くつもりではいますし、この後に出てくるA氏にもB氏にも、私は肩入れするつもりはございません。ただ、そのように見えなかったとしたら、それは私の筆力の無さのせいでそうなってしまったのだと受け取って頂けますと幸いです。
とあるSNSサービス上で、A氏とB氏が議論(というより喧嘩)をしており、どうもお互いにヒートアップしている様子でした。
議論の内容にはここでは立ち入らないとして、両氏のプロフィールをざっと説明すると
A氏……都会の私立中高一貫校から有名大学に進んだ、いわゆる人文系の素養を持つ人物。考え方はリベラル
B氏……地方の公立高校から工業大学を経てメーカーで働いている人物。考え方は保守
この両氏がお互いを揶揄するような物言いになり、その内容は徐々に人格攻撃のようになっていきました。
A氏の言うところによると、B氏は
『男性優位の社会で育ってきて、未だにものづくりこそが国の根幹だと考えているような無教養な人物』
『工学部なんてものはそもそも明治期の富国強兵の流れで日本の大学に設置されているようなものであって、正当な大学の学部とは言えない。ヨーロッパにはそんなものはない』
『先の戦争の反省もせずに、経済帝国主義を推し進める愚かな連中』
といった評価をされていました。
逆にB氏によると、A氏は
『自分だけが高みにいて潔癖だと思っている鼻持ちならない奴』
『空理空論をもてあそんで、自分が特別な存在だと思い込みたいだけ』
といった具合でした。
私から見ると、どちらかというとこの議論(というか喧嘩)はA氏に分があるようでした。
しかし、どういうわけか、私はこのA氏の物の言い方があまり好きにはなれなかったのです。
良いものは良い、悪いものは悪い。
例えそれがどんな言い方であろうと。
そういうものであるはずなのに。
自分の中でも、何がどう引っ掛かっているのか分からない。
皆さんは、どう思われますか?