学童から帰宅した子供が「喉が痛い」と咳をしていた。
だんだん酷くなって止まらなくなり、でも病院はもうやってない時間で、つらいと言って泣くので可哀想でドラッグストアに咳止めを買いに行った。
留守番させていたので急いでいたけど、種類が多くて何を買えばいいかわからなかったのと、いつも飲んでいる薬との飲み合わせは大丈夫かどうか確認したかった。
レジの若い女性に「すみません、薬剤師さんにお聞きしたいことがあるのですが」と言うと、男性の薬剤師さんがすぐに来てくださった。
薬の飲み合わせで間違いがあってはいけないと思って、いくつか聞いてしまった。
その間レジの女性は早くしろよとでも言いたそうに見ていた。
多分後ろにお客さんが並んでいたからだろう。申し訳ないとは思いながらも、子供の薬の飲み合わせのことは慎重に聞かなければならない。
話が終わってお礼を言って会計をしてもらうと、私のもたもたした様子にイライラしているのが見て取れた。
子持ちの親は何かと若い世代に見下されがちな世の中だけど。私も若い頃はそっち側の人間だった。
だけど、風邪を引いている子供を心配する親の気持ちが少しもわからないって、なんか欠けてるなと今は思う。
悲しいね。