こんなダメダメな私なんかに生きている価値なんかない

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小説「大切なもの」＃3萌希の過去 最近あったいいこと あ、もう無理だ。わたし、高校やってけない。 年齢を重ねていくたびに生きる気力がなくなっていった。親より先に死ぬことはダメなことだと思い我慢してきた。母ちゃんがいなくなってしまった。 非喫煙者への理解。私、家では父だけが喫煙者なのね。他の家族全員匂いに敏感じゃないけど私だけ少し敏感でタバコの匂いで頭痛くなったり体調が悪くなるの。 自分が憎い　自分の気持ち悪さに吐き気がして止まらない　自分の腐った醜さに反吐が出る あなたに優しくされたいのに　わがままな私　本当はもっと愛されたくて　愛したくて 仕事に集中できない。日中は周りが気になってしまう。残業して夜やるけどやっぱり前より集中できない…夜中までやって、ようやく、って感じ 消えたい 絶対に叶わない教師との恋。私は中学教諭に恋をしてしまいました。今、私は中2で先生は34歳です 消えたいはなおらない？ 人生、早い者勝ちだ。時間は戻らない。開いた差は縮まらない。もっと早く結婚したかったな。そしたら、子ども産めたかな 生きるのつらいけど死ぬ勇気ない 大丈夫。そう、自分に言い聞かせているけれど、本当は不安 なんかもやもやする。理由を探しても、見つかりそうで見つからない。死にたいけど死ぬ勇気はないし、消えたいけど忘れられるのは嫌だ。