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類い稀にみるダメ男。太宰治。おれはこの作家が大好きであり、大嫌いである。人間的にここまでダメ男なやつは見たことがない。文学に興味がない人

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太宰治。おれはこの作家が大好きであり、大嫌いである。


人間的にここまでダメ男なやつは見たことがない。
文学に興味がない人でも太宰治の名前は聞いた事があるだろう。
入院中、ある大学生と話しをする機会があった。

彼は太宰治に対し知的で、繊細でナイーブなイメージを持っていた。

それは間違いである。

実際は女ったらしで、女から金を無心し、酒びたり薬びたり(※当時、今は麻薬として扱われる薬は何種類かは市販で買えていた。例えば覚せい剤がヒロポンという商標で普通に売られていた。太宰の場合は精神安定剤)、薬を買う金がなければ女からせびり、受験失敗しそうになれば自殺未遂(真剣に思い悩んでの事ではなく、自殺未遂によりばつの悪さをうやむやにする、言わばかまってちゃん的な打算的自殺未遂。)を二回やらかし、
芥川賞をどうしても取りたいが為に審査員に媚を売り、土下座までもする…。
挙げ句に、二回目の自殺未遂の時など愛人と自殺をしようと一緒にしようとし、自分だけ怖くなり、飲む薬の分量を減らし、愛人だけが死んでしまうといった事件も起こしやがった…。

それで自殺幇助の罪に問われそうになれば、政治一家である青森の実家の力により揉み消す…。
三回目の自殺で命を落とす訳だが、実はこの自殺も死のうとした自殺ではなく、いわゆる打算的自殺未遂を企てようとしていたが本当に死んでしまったクチだ。

人間としてここまでダメな奴はなかなかいない…呆れる程である。

彼の著書に、人間失格という作品がある。その一文に「恥の多い人生であった」との文がある。

彼の生き様をみるとこの一文は笑ってしまう。
そりゃそうだよと突っ込みたくなるくらい、的確な表現である。

ここまで女々しく滑稽で泥ついた人間の太宰は女性の接し方には非常に長けていた。
女より女の心を理解し女性の心理を書かせれば艶っぽさのみならず、弄らしさ、強さ、弱さなど全ての女性が心理同調してしまう程の生々しい描写で書くと言う。

ここまで臭いくらいダメな人間であるが、文学者として正直に、リアルに文に落とせる作家はもう出ないだろう。

三島由紀夫21歳。太宰治27歳。
太宰治の家で宴会が開かれた時に、当時学生であった三島も呼ばれた。普段より太宰を扱き下ろすような発言をしていた三島を、周りの者たちが太宰と会わせたら面白そうと思い、三島を連れて行ったとの事
三島由紀夫は太宰に向かい「私はあなたの文学は嫌いです」と面と向かって言い放ったと言う。
それに対し太宰は「嫌いなら来なけりゃいいじゃねぇか」と言ったあと「嫌いっつって来てんだから、やっぱり好きなんじゃねぇか、なぁ、好きなんじゃねぇか、なぁ」

このやり取りを回想したかどうかはわからないが三島には太宰のような醜さも滑稽さも正直に表す事ができない、ある種太宰に対し嫉妬のような感情があったと言っている。

好きの反対は嫌いではなく無関心
だから、三島の太宰嫌いは、好きと紙一重である事を物語っていた。

思想的にも面白いもので、

太宰治はコテコテの共産主義、proletariat信者 云わばド左翼であるが。

三島由紀夫はコテコテの国粋主義、天皇崇拝のド右翼である。

しかし、この二人、嫌い嫌い言ってるが実は文学的には共通、共鳴、影響しているんだから面白い。
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(小瓶主)
中原中也と太宰のエピソードもかなり面白いですよね。太宰の部屋の前でバーカバーカと低俗な嫌がらせをしていたとか、で、太宰は布団かぶって泣いていたとか
でも一緒によく飲みに行っていたとか

三島は太宰治は自分がピエロだと言っているような物で、本来ピエロは自分をピエロと言ってしまえばピエロじゃなくなるそれを太宰は自分はピエロだピエロだと言いつづけているから嫌いだとなんかで読んだ事があります。
ななしさん
ややマイルドヤンキーの太宰評みたいなところがありましたが、三島と太宰の初対面の時の話は面白いですね。三島さんの太宰評は私も読んだことがあります。才能を認めつつ、青森の田舎の坊っちゃん臭が垣間見えてどうも、みたいなこと言ってましたね。
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