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冷香 さんの小瓶箱
冷香
冷香さんのお返事(38通)
冷香
今は色々と大変なことがあって、何かを「大切」だと思う余裕がないだけなのだと思います。「大切」がわからないと悩むあなたは、決して冷たい人間なのでもなく、どこかおかしいのでもありません。だって悩んでいるのですから。

きっとあなたは真面目な方なのでしょう。自分の大切なものが他の人にとっても「大切」に見えなければならない、「大切」だと認めてもらわなくてはならないと思っているのではありませんか。「そんなものが大切だなんて、いるかちゃんはおかしいね」と言われるのが怖いのかもしれません。

しかし、本来「大切」というのは他人に認めてもらわなくてはならないものではありません。自分が大切だと思えば、それでいいのです。

「大切」を無理に作る必要もありません。人間、本当に必要になればどんなことでもできるようになるからです。今はただ、時期ではないだけでしょう。

こんなこと言ってしまってはいけないかもしれませんが、ただの国語の授業なのですから、嘘をついてごまかしたっていいと思います。“個性”を尊重する教育がトレンドになっていますが、「大切」がわからないということも、適当にみんなに合わせて生きていくということも、個性です。あなたが生きたいように生きればいい。

鼻につくような言い方しかできないのは、他人に嫌われるのが怖いからではないかと勝手に思いました。飾らない自分を受け入れてもらえるかわからないから、思ってもないことを言ってしまったり、自分が傷つかないように他人を傷つけてしまうのではないかと。

言葉で愛を伝えられないのなら、行動で示せばいいと思います。素直に「ありがとう」と言えないのならお辞儀をする、転んだ人がいるなら黙って手を差し伸べる。言葉だけが気持ちを伝える全てではありませんし、いくら言葉で取り繕っても、行動が伴わなければ偽りです。しかし、言葉がなくても行動があれば十分でしょう。

長くなりましたが、ただの国語の授業なのですから、適当に終わらせてしまえばいいです。「大切」は他人に言われて探すものではないし、「大切」がわからないと言うあなたも何もおかしくない。自分を相応に愛せるようになればきっと大切なものもできるでしょうから、焦らなくていいと思いますよ。ネットに書かれてることでも言って、適当に乗り切りましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。まとまりのない文章で申し訳ございません。応援しています。
・・・小瓶の中の手紙を読む

冷香
私は高校生の女子です。二年付き合っている彼氏がいます。

私も、本当に彼のことが好きなのかと言われたら、よく分かりません。これは偽りの恋かもしれないけど、それでも私は、彼が好きです。

これは私の場合ですが、私はあまりに淡白です。恋愛だけでなく、何かに入れ込むということがありません。感情が薄いのかな。所謂「推し」もいないし、どんなに酷いことをされても私は「怒らない」。

でも、恋愛感情がないわけではないんです。ただ、イチャイチャしないだけ。バカップルでないだけ。

私の恋は、叫ぶ恋よりも詠む恋で。
私の恋は、燃え上がって燃え尽きる火ような激情よりも、流れて溜まり続ける水のような平静で。
私の恋は、喉が張り裂けるような夏の恋の歌よりも、失恋のような幸せな恋の歌なのです。

あなたは確かに、本当に彼のことが好きなのではないのかもしれない。でもそれは今の段階ではまだ分からないものだと思います。そのものの本当の価値は、失うときに分かるんですよ。失うときにしか分からないんです。

だから今は、自分のことを、彼のことを信じて愛し続けるしかない。たとえあなたが彼を好きでなかったとしても、彼の時間を無駄にしないように尽くすこと。それがあなたのすべきことだと思います。

まだ、手を繋いでいないのですね。手を繋いだ瞬間、嫌悪感を抱いたなら、その人とは付き合うべきではないと思います。生理的に合っていないということだから。でも、そうでないのなら、少しでもそこに温もりを感じたのなら、少なくとも、彼はあなたが好きになる可能性のある人だということです。今好きじゃなくても、これからきっと好きになる。

彼に愛されているなんて、幸せじゃないですか。好きじゃないのかもなんて悩めるなんて、幸せじゃないですか。そういうカップルって上手くいきます。私の少ない経験ではありますが。

彼に尽くしてあげてください。そして、本当にダメだったときは、ちゃんと誠実に謝りましょう。あなたは優しい人です。きっと、上手くいきます。

長文失礼いたしました。頑張ってね❤
・・・小瓶の中の手紙を読む

冷香
自傷はそんなにいけないことですか? 別にそこまで無理して辞める必要はないのではないですか? ストレスに押しつぶされて日々を生きていけないことの方がよっぽど問題だと思いませんか?

確かに、辞めるべきだと思います。それが今の世の中での''善''ですから。社会に適応するには辞めた方がいいのは確かですが、心と体ならまず心を守るべきだと私は思います。

これは私の持論ですが、まず自傷を''辞める''という考え方が違う気がするのです。自傷は辞められない。一度こちらに落ちたら終わりです。もう二度と戻れません。

可能なのは、自傷を''減らす''こと。心も体も自傷の甘い汁を知ってしまっているのに、それを永遠にしないなんて無理だと思います。

私は、ここ数ヶ月自傷をしていません。それは他の人からしたら''治った''ように見えるのでしょうが、それは間違いです。今は膨れ上がる風船の空気を定期的に抜くのを止めているだけ。爆発する前に抜かなければ私は死にますから、そのうちまた''再発''するのです。

あなたの必死に自傷を辞めようとする意思は、尊敬に値するものです。私にはきっとできない。でも、他のストレスのはけ口のないまま自傷をしないようになっても、また元通りになります。いや、もっと酷くなるかも。

ですから、ストレスの原因から逃げられそうなときは早めに逃げるべきです。自殺以外の方法がないと思い込む前に逃げないと、手遅れになります。だから逃げてください。お願いします。

そして、自傷以外のストレス発散方法を探しましょう。インターネット上に色々書いてあるはずです。それを試す気力もないなら、それはもう限界である証拠です。病院に行った方がいいです。

病院に行きたければ行ける環境にあるなら、行くべきです。助けを求めましょう。あなたは明らかな心身症が出ていますから、ただの甘えだと言われることはありません。

長くなりましたが、とにかく、早めに逃げてください。そして、無理に自傷を''辞める''必要はないはずです。するなら、回数を減らす努力をするのです。

長文失礼いたしました。どうか、逃げてください。
・・・小瓶の中の手紙を読む

冷香
上手くやればお化粧で綺麗に消せるらしいですよ! 膨らんだところはへっこめられないですが……。
お金はかかりますが、自傷痕をきれいにする手術もあります。一度調べて見てください!
あと、少し面積が小さかった気がしますが、傷跡を隠すテープもあります。かなり高性能で、防水機能付き、よく見ないと分かりません!

方法は色々あるでしょうし、そんなに汚い傷でもないですから、事故にあったと言えばバレなさそうだと思います。バレるとしたら相手も経験者、もしくは探偵ですw
私も経験者なので、傷がバレないかドキドキする気持ちは分かります。私は臆病なので、深く切る勇気はありませんでしたが、あなたよりもよっぽど''自傷痕''らしいですよ。身体の先端に付けちゃったから、隠せないんですよね〜。
でも、''普通''の人達はまず自傷のことなんて考えてないし、バレるとしたら相手も共犯、そう考えてからはそんなにビクビクすることもなくなりました。

傷、きれいになるといいですね! 諦めないで、どんどん美を追求していってください!
もちろん、そのままでも十分きれいだと思いますが。きれいだと言わない人の心がきれいじゃないんですよ!
・・・小瓶の中の手紙を読む

冷香
私も、お返事が遅くなって申し訳ありません。
私の流した小瓶に再返信が来るのは初めてで、とても嬉しく思っています。

私も、天気や気圧の変化には、人よりは敏感だとは思います。
もちろん、私よりも大変な人は多いでしょうから、私はまだマシな方ですが。
母からの遺伝で、偏頭痛持ちなんです。
でも、偏頭痛の薬のゾーミックは服用していません。
待っていれば治る程度の頭痛です。

人付き合いが苦手な気持ちも、何となくですがわかります。
細かい作業も、続けるのは大変ですよね。
こんな私のアドバイスを真剣に検討してくださって、本当にありがとうございます。

どんな仕事をすればいいのか、ですが、簡単ではないとは思いますが、クリエイティブな仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか?
あとは自宅教室の講師とか……。
まだまだできる仕事はたくさんあると思いますよ!

それに、体調が悪いのなら、思い切って休む勇気も必要だと思います。
何もかもが上手くいかない時は、一度全てをリセットしてしまうのもいいでしょう。
幸運なことに、私達はこの日本という国に生まれましたから、生活保護という制度を使うこともできます。
辛い時は休んでもいいということを、心に留めておいてください。

未熟な私が言うことではありませんが、人間なんだかんだ生きていけます。
まだまだ色んな仕事に挑戦して、挫折して、休む時間はあります。
心が死なない限り、きっと幸せになれます。

どうか、本当に辛い時は休んでください。
例え他の誰があなたを誹ろうと、それはその人からの評価に過ぎません。
あなたを応援する人がいることは、決して忘れないでください。

長くなってすみません。
読んでくださってありがとうございました。
お大事になさってくださいね。
そして、心だけは、絶対に殺さないであげてください。
・・・小瓶の中の手紙を読む

冷香
まず、辞めてもいいんですよ。
どうしても嫌になったら、あっさり辞めてしまっていいんです。
これだけは、頭の片隅に置いておいてください。

でも、辞めたくないのなら、好きになる方法は簡単です。
本当に辞めたくて辞めたくて仕方ないと思わない限り、頑張って辞めなければいいんです。
これは私の経験談に過ぎませんが、少し私の話を聞いてください。

私は今、中高一貫校の高校二年生で、演劇部に所属しています。
私が部活を辞めたいと思ったのは、四年間で三回、中一の時、中二の時、そして高一の時です。

私が入部して初めて見た顧問の先生は、ライオンでした。
それも年季の入ったボスライオンです。
私はそれはもう、ライオンの群れに囲まれたハムスターのように震え上がりました。
ここでもう辞めたいと思いましたね。
無理難題を押し付けてくるし、出来ないことをみんなの目の前でさせられるし。
私は今照明志望だって言ってるのに、ある日突然役者志望にすり替えられました。
もちろん、抗議する気は起こりませんでした。

まあ、それは置いておいて、私が一回目に本気で辞めたいと思ったのは、その後です。
何もすることがなかったんですね。
毎日毎日部活に来て、発声練習をして、先輩の演技を見るだけ。
特に何を教えてもらえるわけでもなく、ただ来て見ているだけ。
暇は人を殺せる、という言葉を、しみじみと感じました。
今からすれば、先輩の演技を見るのは娯楽のようなものですが、初心者にはそれの何がいいかなんてわかりっ子ありませんからね。
でも、辞めませんでした。
ここで辞めたら、今まで散々暇を我慢してきたのが無駄になる、勿体ない、と思ったからです。

二回目は、壁にぶつかった時でした。
私には、難し過ぎる役が回ってきました。
ただおちゃらけているだけの役なのですが、どうしても役の気持ちが分からなくて、何回やっても上手くできなくて、辛かった。
私以外の人はみんな簡単に役をこなしているのに、私だけできない。
どれくらい出来ないかと言うと、ある場面の声の出し方の練習だけで、たぶん五十回以上はその場面を繰り返したと思います。
みんなはきっと本当に励ましてくれているのに、その言葉の一つ一つが、私への罵声に聞こえました。
どうしてこんなに簡単なことが出来ないんだ、お前がいなければ上手くいくのに。
そう言われている気がしました。
それでも、私は辞めませんでした。
ここでマスターしないと、私はこの先絶対に困ると思ったからです。
実際、その時に身につけたことは、今まで何度役に立ったか分かりません。

三度目は、後輩とイザコザがあった時です。
これが、一番酷かった。
一つ下の後輩に、どうしても合わない子がいます。
そして、長くなるので省略しますが、まあ色々あって、私は一時期不登部になりました。
大会、本番まで、あと一ヶ月半というところでした。
その年は色々予定が重なっていて、本当はもう、休んでいる暇は少しもない時です。
本当に辞めるつもりでした。
何もかもを諦めて、先輩にも顔上げできないけど、仕方がないと思っていました。
しかし、先生と話して、先輩と話して、寸前のところで踏みとどまりました。
もし今辞めたら、もう私には舞台に上がる資格はないと、そう思ったからです。

お気づきでしょうか。
この頃にはもう、私は今演劇が好きで好きでたまらなくなっていました。
どんなに嫌なことがあっても、辞めたくないと心から思えるようになっていました。

何故かと問われれば、辞めなかったから、と答えるしかありません。
部活とは、そういうものだと思います。
長くやればやっているほど、嫌いなものでも愛着が湧いて、好きになってくるものだと思います。

だから、もし好きになりたいのなら、無理をしない適度に頑張って、本当に辞めたくて辞めたくて仕方がないと思わない限り、辞めないでください。
そうすればきっと、辞めたいと思ったあの日を笑い話にできるくらい、好きになれますよ。

長文失礼致しました。
読んでくださってありがとうございます。
バレー、楽しいですよね。
頑張ってください。
・・・小瓶の中の手紙を読む

冷香
きっと、未熟者の私が、こんなこと言ったら失礼なんだと思います。
でも、ただ一つ強く思ったことは、「私と同じだなぁ」ということです。

私もみんなの相談を受けて、みんなのためと心から思って、そしてその度に傷ついて……。
傷つくくらいなら受けなきゃいい、なんて言われそうだけれど、誰かを見捨てる方が、よっぽど苦しいんです。
スクールカウンセリングの先生には、父から精神的虐待を受けていると言われました。
実際、今だって死にたくてたまらない。
時々、世界から迫害を受けているような、自分の精神を引き裂かれているような感覚に襲われて、耐えきれなくて自分を傷つける。

でも今の私には、嬉しいという感情も、馬鹿げているけれど夢もあって、それに恋だってしている。
きっと私は、「たすけて」とは言えないけれど、自分が苦しい状況にいる、ということは言うことができたからだと思います。
まあ一度裏切られて、それからは以前とは比べものにならないくらい言えなくなりましたけど……。

本当はまだまだ話し足りないんですが、読むのも大変ですよね。
それで結局何が伝えたいのかというと、「意外とみんなは助けてくれる」ということです。
もちろん、自分が望む答えを提供なんてしてくれません。
みんな、ろくに相談なんか聞いたことありませんからね、素人ですよ。
でも、彼らなりに全力で助けようとしてくれます。
特に、自分が助けた人達は。

当然です。
みんな、貴方様の善意を一心に受けた人達なんですから。
貴方様がみんなの幸福を心から望んだように、そのみんなも、本気で幸せになって欲しいと思っています。

ほとんど私の話しかしてませんね……。
すみません……。
ただ、おこがましいけれど、一人じゃないんだってことを伝えたかったんです。
……いや、本当は、私が嬉しかっただけなんです。
この苦しみは私だけのものじゃないと分かったから。

きっと、貴方様には私の気持ちが分かることでしょう。
どうか、私に助けさせてください。
私は死んでも、貴方様を助けたいんです。
どうか、どうか今度は、相談をする側になってください。

私なんかでよければ、私のできることをしてあげたいから。
なるべく沢山いいことがありますように。

長文失礼致しました。
・・・小瓶の中の手紙を読む

冷香
お気持ち、何となくですが分かります。
私も昔、そういう時期がありました。
今も苦しい。
苦しくてたまらない。
でも今はしばらくしていないのは、することに意味がなくなってきたからです。

傷つければ助けてもらえるかもしれない、気にとめてもらえるかもしれないと思っていました。
でも、傷つけなくても助けようとしてくれていることに気付いたのです。
みんなそれぞれの精一杯の方法で、私を見てくれていると、ほんの少し思えたのです。

きっと、傷つけなくても見てくれますよ。
あなたがそれだけ頼っている先生なんだから。
あなたはおかしくなんかない。
不安なのは、苦しいのは、あなたのせいじゃない。
私はあなたが今、何に苦しんでいるのかは分かりません。
でも、今あなたを傷つけているのはあなたじゃなくて、あなたを苦しめている何かです。
あなたは悪くない。
絶対に悪くない。

だから、傷つける前に、ほんの少し勇気をだして、辛いんだと言ってみませんか?
なんでもいいと思います。
つらくなった、きりたくなった、おかしくなりそう、こわい、くるしい……。
なんでもいいのです。
なんでもいいから、傷つけられる前に、SOSを出す練習をしてみませんか?

傷は癒えます。
痕はきっと残るけど。
それさえ誇りに思える生き方を、あなたならできると信じています。
読んでいただけたなら光栄です。
ありがとうございました。
・・・小瓶の中の手紙を読む

冷香
私も趣味で小説を書いています。
所詮は趣味なので、私の話は参考にはならないかもしれませんが、正直な感想と、私が気を付けていることを書かせていただきます。

正直なところ、ありきたりなストーリーだと思ってしまいました……。
いきなり生意気で本当に申し訳ありません。
ストーリーは要約すれば、ある人が誰かを利用して自分の復讐をする話です。
そのテーマが書きたいなら、ピアニストになれなかった母親が息子をピアニストにするとか、いじめられっ子が権力者と結婚して復讐してもらうとか、もっと単純な話を書くべきです。
あなたのテーマは本当にそれでいいのですか?
恐らく、テーマ(あなたが本当に書きたいこと)が違うから、書けないのではないでしょうか。

「自分の話を見せることは、時には自分の裸を見せることより恥ずかしい」
私はある方にそう言われた時、本当にその通りだと思いました。
小説は(小説に限りませんが)、自分の弱さや醜さを、本性を全てさらけ出してしまいます。
だから、文章を書きながら自分自身と真摯に向き合わなければ、読みたくなる文章は書けないのではないかと私は思っています。
実際、こういう話が面白いのだろうと書いた小説よりも、私自身がペンを持つ手が震えるほどに書きたいと思って書いた小説の方が、どんなにかけた時間が短かろうと、どんなに稚拙な文章であろうと、確実に評判がいいです。

そして、ぶっとんでいるとおっしゃいましたが、発想はぶっとんでいないように思います。
いつも設定が細かすぎると言われる私だからかもしれませんが、一度読んで普通に理解できますし、ただ中世にアンドロイドが不思議なだけな気がします……。
設定はゆっくり説明すればいいので、理解してもらうことは簡単です。
あとはそれをどう自然に書くか、というだけですね。


長々とすみません。
偉そうなことを言って本当に申し訳ありません。
こんな私ですが、応援しております。
私からのご提案は、
一、自分と真摯に向き合う
一、設定は深く、必要最低限に
一、登場人物を心の底から愛す
以上です!

頑張ってください!
・・・小瓶の中の手紙を読む

冷香
私も16歳です。
私ももう何年目かも分からない希死念慮に取り憑かれています。

私の主な原因は、恐らく父だと思います。
心理的虐待とカウンセリングの先生はおっしゃいましたが、それでも甘えに過ぎないと自分では思ってしまいます。
なんかこんなこと書くと、お前は甘えているだけだなんて言っているように聞こえそうですが、違います。
あなたに向き合うためには、私が心を開かなければならないと思ったのです。

だってきっと、今父がいなくなったとしても、私は死にたいと思い続けてしまうから。
たぶんね、考え方の癖なんですよ。
なにか辛いことがあっても、死んじゃえばいっかって思えるから楽なんです。
……なんかまた甘えてるみたいですね。
でも楽しないとやってけないじゃないですか!
宿題多いし勉強したくないし、成績伸びないし。
友達とか大部分の人間にはまやかしに過ぎないし。

だから、私はいいと思うんです。
逃げる方法を考えることと、逃げることは違うでしょ?
それに、何があっても全てが消えちゃう逃げ道なんて、魅力的じゃないですか。
それに突き進めるって分かってるだけで勇気が出るし、ちゃんと生きてみようかなって思うくらいは出来る。

逃げれるって強いんですよ。
苦しいとか辛いとか、そういう感情を知ってるって強いんです。
私は今、それを証明するために生きてます。
結局こんな人間じゃないと救えない人だっているんだって証明するために生きてます。

価値があるから生きるんじゃなくて、生きることに価値があるんです。
……って誰かが言ってました。
私はこんないい事言える人間じゃないので。

ただ、私が一つ言えるのは、あなたはあなたでいいということ。
大嫌いになんてならないであげてください。
私はあなたのこと、結構好きかもしれません。
仲良くなれるかも。
あの、私の今までの回答とか読んでいただけたらわかると思うんですが、私も文末に長文へのお詫びとお礼、書くようにしてるんですよ。
ちょっと共感というかなんか嬉しいというか……。

とにかく、色々書いてあって読みづらいし、タメになんか説教されても説得力ないと思いますけど、「価値があるから〜」ってとこは私の言葉じゃないので参考にしてください!
私、文章書くの苦手なんですよ。

じゃあ……なんか恥ずかしいですが。
長文失礼致しました。
読んでいただけたなら光栄です。
ありがとうございました。

あ、ちなみに女子です。
まあ……分かるか。
・・・小瓶の中の手紙を読む

冷香
やっぱり一番いいのは、専門の方に直接レッスンをしてもらうことです。
ただ、それはお金もかかりますし……ね。
私は演劇部に所属していて、約四年間、主に役者をさせていただいてきました。
私は決してプロではありませんが、私の部での練習方法をここに書いておきます。
あと、すみません長文です。
いらない話は飛ばして、それを覚悟で読んでください。

自分の話を聞いてもらえるまでの段階は大きく分けて二つです。
一つ目に、声の出し方を変えること。
二つ目に、間のとり方を変えること。


一つ目に、声の出し方。
通る声を出してみて、と言うとほとんどの新入部員はとりあえず叫びます。
しかし、これはしてはいけないことです。
叫ぶと喉を痛めますし、何より聞いていてあまり心地よい声は出ません。
必要なのは、声を張ること。
要はお腹から声を出すことと言えばその通りですが、それは少し、想像しにくいですよね。

では、想像してみてください。
まずは机の向かいに立っている友達におーいと話しかけてみてください。
次に、教室の端にいる友達を呼んでみてください。
ここで注意するのは、大きな声を出せるならそれに越したことはありませんが、決して叫ばないでください。
無理のない範囲で構いません。
次に、廊下の端から端に向けて呼んでみてください。
その次は、グラウンドの端から端。
その次は……と、どんどん遠くしていくと、だんだん声が伸びているような声になっている感じがしませんか?
これが、通る声です。
通る声、つまり遠くに届くこえを出すためには、伸びのある声を出せばいいのです。
では伸びのある声とは、ということなのですが、これは二番目の間のとり方と関係してくるので、そこで説明します。

まあでもなんだかんだ言って、腹式呼吸が出来ていなければ大きな声は出ないわけです。
腹式呼吸は実はすること自体は簡単です、というか毎日してます。
仰向けに寝転がってリラックスしてください。
そして、お腹に手を置いてみてください。
お腹が上下に動いてますか?
これが腹式呼吸です。
では次に、椅子でもソファーでも、何も無ければ床でもいいので座ってみてください。
そして、背筋をピーンと伸ばしたあと、前かがみに猫背になってみてください。
深呼吸をしながら背中側の腎臓のあるあたりを触ってみると、膨らむ感じがしませんか?

では、練習方法です。
肩幅に足を開き、腹筋に力を入れて空気を吐き切ってください。
吐き切ったと思ったらその状態から声を出してください。
意外と声って出るものですよね。
声も出なくなったらそこから十秒息を止めて……。
息を吸わずに、喉の堰を外してください。
息を吸わないことがポイントです。
そうすると、自然にお腹に息が入ってきませんか?
そうなれば、腹式呼吸成功です。
あとはこれを何度も繰り返して感覚を掴んでください。
腹式呼吸のコツは、息を吐ききることです。
息は吐かなければ吸えません。
息は吐いた分だけ吸えます。


二つ目に、間のとり方。
正直これは、空気を読むこととほとんど同義なのですが、方法論でもある程度解決します。
間を上手くとれる人は、その場の空気を制する力を持ちます。
これは決して過言ではありません。
大切なのは、緊張と弛緩。
人は緊張した空気に置かれて集中し、それが弛緩することで程よい空気感、即ち話を聞いて貰いやすい空気感になります。

まずは意志を強く持ってください。
自分の意見を決して伝えないままになどしないという決意をしてください。
そうしなければ空気感に負けます!

次に、アイコンタクトをしましょう。
最初は一人に対してから始めてみましょう。
トントンと肩を叩いて、じっと相手の目を見つめ続けてください。
たとえ逸らされても自分は逸らさない。
むしろさらに覗き込んで合わせにいく。
相手がなんだろうと思ってあなたに注目する、これが緊張です。
そして徐ろに話し出す、これが弛緩です。
これはもう練習あるのみですが、慣れると会話の主導権を完全に握ることも可能です。
ただ、会話の主導権を握るというのは、話し続けることではないことに注意してください。
相手の話を聞き出しつつ、自分の話をする。
上手い具合に誘導していけば聞きたい情報も相手に気付かれずに聞き出せるし、いわゆる論破をすることも出来ますよ。
コミュニケーションの得意な人とは、聞き上手な人のことです。

一人に慣れてきたら数人のグループでそれをしてみてください。
グループにおいて会話の主導権を握るには、みんなの話を上手く聞き出し、それをまとめられると良いでしょう。
その後に、自分の意見を織り交ぜつつ、話を再確認するのです。
アイコンタクトをマスターすれば、自然と相手の行動がよく見えるようになります。
相手の反応を伺いながら、この話は好評だとか、この話には興味がないのかとか、色々と知ることが出来ます。
これも上手くできるようになったら、また人数を増やしていきましょう。

これが出来ればもう問題ないと思いますが、
間というのは何も話さない時間のことだけではありません。
言葉尻の伸ばし方、息の使い方、そういうのにも間が必要です。

アイコンタクトで注目を浴びた後、大きな声で話し始めるよりは小さめの声で話し始める方がいいのです。
何故か。
その方が注目するからです。
でも、その時に本当に小さくなり過ぎてはいけませんから、話し方を工夫しましょう。

例えば話し始めに、あのね、と言う場合。
「あのね!」と言ってももちろんいいのですが、それよりは、「あのね……」と言う方が良いでしょう。
息に気をつけて、伸ばし気味に言うと、これから真面目な話があるのかと思いますから、話を聞いてもらいやすくなるでしょう。
もちろん多用し過ぎてはいけませんが、一つこういう例を使えるようになると、他にも応用が効きやすいです。

ちなみに伸びのある声とはこの関係です。
例えば教卓に立って話をする時、ただ大きな声を出すより、お腹から出た教室の端に届く伸びのある声を控えめに出す方が、話は聞いてもらいやすいです。
ある程度静かになるまでじっと待ち、みんなに緊張が伝わり始めたところで声を出す。
ゆっくりと声を出すと、余裕があるように見えます。
そして、実際に余裕が出てきます。


長々と説明しましたが、要するに、自分に自信を持てばいいのです。
自分ならば、どういう人の話を聞きたいと思うか、それを考えてください。
まずは真似から、練習から!
初めは上手くいかないと思いますが、頑張ってください!

最後に、一番楽な方法は演劇部に入ることです(*´∀`)
……勧誘です。
長文失礼致しました。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます!
・・・小瓶の中の手紙を読む

冷香
私は今幸せです。
でも私の心は不幸だと嘆いています。

私の家はそこそこ裕福で食べていくのにも困らないし、友達だって一応いるし、好きな人もいるし、愛されている自覚もあります。
でも、私は死ななければならないといつも考えています。
何度も死のうと考えて、何度も死のうとして、何度も絶望したはずなのに、まだ心臓は動いています。

あなたは私と一緒だと言うつもりは決してありません。
ただ、少し私に同情して、自分もそうかもしれないと、刹那考えていただきたいだけなのです。

幸せなのに不幸だと嘆きたくなる。
死にたいのに勇気がない。
生きたいのにそう言える自信がない。

私は死にたいのかと問われれば、心から死にたいと答えます。
また生きたいのかと問われれば、心から生きたいと答えます。
おかしいじゃないかと言われれば、おかしいですねと答えます。
矛盾しているじゃないかと言われれば、私は人間ですからと答えます。

ジレンマやトリレンマという言葉が存在するのは、人間は矛盾していて当然だからじゃないでしょうか?
私は、あなたはきっと、生きたいと思っていると思います。
この世の誰しも死にたいと、生きるのも辞めたいと思うものです。
だから宗教というものが存在していられます。
でもまた、この世の誰しも生きたいと、死にたくないと思うものです。
だから宗教に頼ろうとするのです。

あなたは絶対、生きたいと願っているはずです。
私は、そう思います。
私だって小学校の頃から希死念慮を抱えているんですから、少しくらいはわかった気にさせてください。

こんな私が言えたことではありませんが、どうか頑張ってください。
生きてください。
私も頑張ります。
あなたのことを信じて、頑張ります。

長々と書いてしまって申し訳ありません。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。
・・・小瓶の中の手紙を読む

冷香
こんにちは。
まず初めに言っておきたいのは、これから書くことは全て、人生経験の少ない私の勝手な意見で、決して正しいとは言い難いということです。
きっと私は柊さんほどに辛くはないし、そんな余裕があったら苦労なんてしないと言いたくなると思いますが、精一杯、アドバイスさせていただきます。

私は今高校生です。
私も、大勢のうるさい声が苦手です。
私のこれがいつ始まったのかは分かりませんが、私も、いつも耳をふさいで耐えています。
よく動悸がして、世界が揺れて、泣き叫びたくなります。
私も昔はこのことを悩んでいました。
でも今は、改善さえされてはいませんが、悩むことは少なくなりました。

だから、改善方法をお伝えすることは出来ませんが、少しでも心が楽になるかもしれない考え方をお伝えします。

まず、大勢の声が苦手なのは自分のせいではないと理解することです。
中学入学から声が気になりだしたんですよね?
もしかすると、柊さんが思っているよりも、柊さんは環境の変化というものにストレスを感じやすいのかも知れません。
人混みが苦手だというのは対人恐怖症の一種だと考えられるので、つまりは心の問題です。
でもそれは柊さんの心が弱いのではなくて、たまたま環境の変化に敏感だっただけです。
気にすることはありません。
人間関係に敏感な人もいれば、気温差に敏感な人もいますから。
ですから、人混みが苦手なのは柊さんの個性によるもので、柊さん自身は何も悪くないと信じてあげてください。

次に、この症状は決して悪いだけではないと思うことです。
これは私の場合なので、柊さんに当てはまるかは分かりませんが、気が許すなら聞いてください。
私がいつの間にか人混みが苦手になっていることに気づいた時、私はとても怖くなりました。
私がこのことをはっきりと自覚したのは中学生の頃ですが、その頃の私は「人前で発表することが得意だ」ということを自分の一番の長所としていたので、それが出来なくなっていくかもしれないと思ったのです。
何とかしなければ私は、自分の長所を失ってしまう。
私は必要とされなくなる。
そう考えました。

でもある日、ふと気づきました。
どうして私はここまで人の声を、人混みが苦手なのか。
それは、聞いた声の全ての人の感情を感じ取ってしまうからだ、と。
それに気づいた瞬間、私の心の中に溜まっていたもやが、一気に出て行きました。
私がこんなに人混みが苦手なのは、私は人の感情を読むという点で、人よりも優れているからじゃないか。
それは人前で発表できること以上に価値があることかもしれない。
つまり、人混みが苦手だというのは、私の感受性の副作用に過ぎなかったのです。

これは確かに私の話ですが、柊さんにも少しは通じるのではないかと思います。
だって、長所と短所は結局同じことですから、今柊さんが悩んでいる分と同じくらいの長所と結びついているはずです。
私の周りの人だけかもしれませんが、人混みが苦手な人には、(私も含め、)何かに秀でた人が多いですよ!

長々と書いて申し訳ありませんでした。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。
どうか自分を責めないで、信じてあげてください。
柊さんはきっと、素晴らしい方です。
・・・小瓶の中の手紙を読む

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