私がどれだけリスカやODの危険性を叫んだところで、届きやしない。この世界では私の方が異端者で、「辛い人の気持ちを理解しない悪者」
・・・小瓶の中の手紙を読む
小瓶主さんからのお返事
ルルー
あらまあ、こんなに沢山の人がお返事を書いてくれたなんて、ちょっと驚き。
ありがとう。
一人一人にお返事をするのは冗長になってしまうし、何よりもそんな気力がないので、纏めさせて下さい。
まず、あたしを「悪者じゃない」と言ってくれてありがとう。
でも、あたし自身は悪者でも良いかなって思うの。
自傷行為を止めさせたところで、表面だけ取り繕っただけだもの。
その人が抱える根本的な問題への解決には至らない。
それを解っていて言っているのだから、少なくともあたしは「正義」じゃない。
そしてこんなキツくて刺々しい言葉を選んで使っているのもあたし自身。
天邪鬼で優しく言えないのは、あたしの弱さに起因するものだから。
この物言いが誰かの、そしてあたし自身でさえも傷つけると解っていて変えない。
やっぱりあたしには悪が相応しいわ。
何より、あたしが「正しい」側に立ってしまったら、今まさに自傷をしている人をより追い込んでしまうと思う。
もう充分追い込んでいるだろうけど。
でも、正論で殴られたら痛いから。
だから、あたしは悪者で良いし、「こんな酷い奴」の言葉でも、何となく心に残ってくれればそれで良い。
優しく言えないあたしは、こんなやり方でしか戦えない。
もっと良い言い方も、情報の発信方法も存在する。
それなのにそれを選ぶ勇気がない。
皆の方がよっぽど優しいよ。
どうしてこんなあたしに、
最善策を知りながらも悪手を取り続けるあたしに、言葉をかけてくれるの?
あたしの悪い物言いを価値あるものに変えてくれたのは、こうしてあたしの言葉に耳を傾けて支えてくれた、貴方たちなの。
自傷行為にムカついて小瓶を流しては、いつもいつも後になって後悔して。
それでもあたしが自分を悪者にしてまで叫び続けられるのは、こんなあたしのやり方でも受け止めてくれた人が居るから。
もし万が一、あたしの言葉で助けられた人がいるのなら、それはあたしだけのお陰じゃない。
あたしに前を向かせ続けた全ての人のお陰。
また感情が高ぶって書きすぎてしまったわ。
まったくもう、あたしの悪いとこ全部出てる。
背中を押してくれてありがとう。