外へ行きたい。
今日は、買いたいものがあるから
母さん同伴でも
外へ行けるかもしれないと
思ったのに…。
父さんは私が必要最低限以上
外へ出る事を良く思ってない。
母さんも、自分の都合の良い時
以外はそうだ。
だから私は昔から
周りの子の様に自由に遊んだりは
出来なかった。
私は昔から、
母さんと買い物に行く事が好きだった。
たとえ荷物持ちにされても、
買わない物を長時間見回って
どっちが良いか選ばされても、
母さんの気に入らない態度を取ったら
すぐさま引っ叩かれようと。
母さんと買い物に行く
=怒られずに堂々と外に出られる
そんな理由で買い物に
出かける事が好きだった。
小学生時代、
勉強が終わったら遊びに行っても
良いとずっと言われていた。
けど、勉強に終わりはない。
だから遊びに行けなかった。
母さんは、宿題が終わったら
遊びに行ってもいいと言っていた。
けど、宿題は晩まで終わらない。
早く終わらせても母さんが
鉛筆でノートをぐちゃぐちゃにして
書き直させたり、
ノートを破ってやり直させたり
するから。
遊びに行こうとしてない日は
何もされなかった。
でもやっぱり小学生時代なんて
遊びたい盛りの頃だと思う。
だから私は、母さんが仕事から
帰ってくるまでの間だけ
こっそり遊びに行ったりしてた。
ほぼ毎回バレたけどね。
遊びに行ったのがバレる度に
怒られて、
散々暴力を受けて
夜遅くの父さんが帰ってくる時間まで
玄関に閉じ込められた。
中学からは遊びの誘いは
尽く断っていた。
2年間は年に2度遊びに行ける日が
あったけど、
毎回、帰ると母さんが不機嫌で
何かしら理不尽に理由を付けて
怒られた。
私は遊びに行くのが嫌いになった。
遊びに行くと必ず帰ってから
痛い思いをするから。
それが怖くて遊びに行くことが
怖くなった。
高校時代、
放課後に友達と寄り道するくらいなら
良いかなと思って、
1年の終わり頃に初めて
友達と寄り道した。
寄り道先で人生初めてのクレープ
を食べた。
私は元々は外で何かを食べるのが
嫌いだった。
けどこの時初めて、
外で何かを食べるのも良いなと思った。
私の家族は、外で何かを食べる時
私が食べるのが遅いから
いっつも怒って、私に無理やり
早く食べさせて、
時々それで私が吐きそうになると
勿体ないとまた怒ったりしてた。
でも友達は、私が食べ終わるのを
嫌な顔1つせず寧ろ笑顔で話しながら
待っててくれた。
友達が食べ終わって、
私がごめんって言って急いで
食べ終えようとしたら友達は、
そんな急がんでええよw
って優しかった。
だから外で食べるのが
嫌いじゃなくなった。
外に出る度に世界が色付くのが
大好きだった。
外へ出たい。
もっと自由に遊んでみたい。
ディズニーのプリンセスが
羨ましい。
辛い過去の中にはどのプリンセスにも
頼れる仲間や友達がいて、
理解してくれる何かが必ずずっと
側にいる。
その上に、歌っていれば
連れ出してくれる誰かが
必ず現れる。
そんな生易しい世界に
私も居たかった。
大学生になったらもっと自由かな?
大人になったら全部自分で
好きなように判断しても
良いんだろうなぁ。
私が歌ってても幸せは来ないから
がめつく自分から幸せを探して
動きまくってやろうと思う。
早く独り立ちしたいな。
私は小瓶主様に比べたら、
恵まれた環境にいるかもしれない。です。
(まだ中坊の餓鬼の幼稚な♀です。
ボディスティッチとアムカだらけの体、
抜けきった髪、多重人格、バイです。)
「何で俺はディズニーのプリンセスじゃないんだ、
義母やクラスメイトにいじめられても
最後はハッピーエンドを迎えて、ジ・エンド。
俺もベルやアリエルのように幸せになりたかった。」
レイさんと同じ様に、
俺もプリンセスが心底羨ましいです。
大人になりたいです。
初めてお返事書かせて頂くので、
不快に思われたらすみません。
レイさんが、いつか
「自由な世界で毎日が楽しくて幸せな暮らしを送っている」
という幸せいっぱいの小瓶が流せる日が
1日でも早く訪れる事を心から願い
このお返事を締めさせて頂きます。