支援団体がやる事って、当事者の話を聞くだけではありません。
むしろ、それ以外の仕事の方がはるかに多いです。
会員の集会をやる為の場所や軽食の手配。
会報、HP、SNSの製作や管理。
病院やカウンセリングへの紹介。
性的嗜好に関する法律や裁判の情報収集。
会員の個人情報や運営費の管理。
各種イベントの企画。
ざっと思いつくだけでも、これだけあります。
見てわかりますよね。性的嗜好関係なく出来る仕事がほとんどなんです。
よって当事者でなくてもまったく問題ないです。
LGBTでないスタッフは嫌だ、気持ちがわからない人は嫌だと思う人も、確かに一定数いるでしょう。
しかし、その意見には疑問を感じています。
「LGBTの人は嫌だ」と言うのが差別であるのと同じように、「LGBTでない人は嫌だ」というのも差別です。
差別や偏見で苦しみ、支援を求めているはずの人が、同じような差別や偏見でLGBTでない人を遠ざけるのは、理屈がおかしいと個人的には思います。
むしろLGBTとそうでない人との交流が団体内で積極的に行われ、その楽しさや喜びが発信されることが、世の中の流れを変えるきっかけになると思います。
大切なのは、当事者を「助けたい」「救いたい」という気持ちでやらないことです。
支援団体は同情ではつとまりません。同情は相手を自分より下に見ることに繋がるからです。
もしやるのなら、架け橋になって下さい。彼らの人間らしさや愛情表現は大半の異性愛者と少しもかわらない事を、外の世界に発信して下さい。
同時に、外からどんな目で見られているかについても当事者に伝えてあげて下さい。
Lの方です。
私はそう行った活動をあんまり知らなくて参加もなにもしたことないのですが、ストレートの方がそういったことを理解しようとしてくれるのはすごく嬉しく感じます。
今の日本ではあまり受け入れられてないことも多いですし、辛いことも多いです。
私個人の考えとして、理解してくれる、理解してくれようとしてくれるのが一番嬉しいです。
でもそういう考えじゃない人もいるでしょうね。
ストレートがなにがわかるんだよ、と。
でもそれはそういう人達の方が良くないのだと思います。こちらの方の視野が狭いだけです。
私のイメージですが嫌う人達はいるでしょうがとても多いというわけではないと思います。
あくまで私の勝手なイメージですが。
役に立たない情報ですみません。
でも私は小瓶主さんのような方々が増えてくれるのを願っています。