ある妊婦さんのお話です。
◆◇◆◇◆◇◆◇
おなかの中にいる赤ちゃんには、脳がありませんでした。
どこの病院にいっても
「うちでは産ませれない」
と断られました。
薦められるのは、中絶。
どうしても、産みたかった妊婦さんは、ある産婦人科医院を訪ねます。
そこの先生は、妊婦さんの想いを理解し、
「うちで、産みなさい」と言われたそうです。
その妊婦さんは、出産しました。
やっぱり脳は、ありませんでした。
それでも、嬉しそうに、我が子を抱くお母さん。
名前をつけられ、お父さんや、お姉ちゃんに抱かれ、その子は12時間後に亡くなりました。
ベビー服を着せられて、お母さんに抱っこされて退院しました。
◆◇◆◇◆◇◆◇
貴方はこのお話をどう読まれますか？
名前のない小瓶
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お返事が届いています
名前のない小瓶
19通目さんが「昔は中絶なんてなかった、みんなで喜ぶもの」みたいに書かれていましたが、昔は、出産後に障害がわかれば産まれたときに助産婦さんが…という話はよく聞きますよね。
本当か嘘かは知りませんが。
今回のお話は、障害というレベルではありません。
産まれて亡くなることが前提で、産ませる医院はないでしょう。無責任。
どなたかも仰っていましたように、「出産は命懸け」なのです。
母子ともに亡くなったときに、残されたご主人や娘さんは誰を責めるでしょう？
その赤ちゃんを責めてしまうかもしれませんし、出産をすすめた医院を責めるかも。
責任は本人にあるのに。
厳しいお返事に対して「冷たい」とか「子どもがいないんでしょう」「中絶なんて…」なんて決めつけている方々もいますが、心の暖かさが必ずしも肯定的な生ぬるい意見になるのではないと思います。
心の暖かさがあるからこそ、否定的な意見になることもあります。
血税云々は、見方によるでしょうね…
自分は正直いうと…失われることが前提の命に対して巨額の税金が使われるのであれば、本来生きられるはずの命に使われてほしいです。
国だってボランティアじゃないのですよ。
お金は沸いて出てくるものではありません。
税金使って産まれてきた子どもたちが大人になりまた税金を納めて国の経済を回していくのが本来の形です。(それが出来ない方々もいらっしゃいますが)
100％自己負担が無理ならば、
募金活動でもして、賛同してくれる方々からお金を集めて産めば良かったのでは？と思います。
その医師だって、本来、産科医の見解としては産ませられないところを母親の熱意(我儘、自己満足とも言うべき)に負けてしまったのだから。
母親の熱意に「心打たれた」と言うべきなのかもしれませんが、それは医師の「私情」に過ぎません。
命を語るに於いて、現実的な意見を述べる人を「冷たい人」扱いし、話の中の母親を賛美するような、きれいごとだけでは済まないお話だと思いました。
ななしさん
赤ちゃんは命を全うして、幸せに旅だったのだと思います。中絶という不自然な方法で、まだ生きている赤ちゃんを抹殺する事が異常と思います。
ななしさん
少なくとも、その妊婦さんは「ヒト」としての使命を全うしてる。悪い事は何一つしてない。子供が生まれてすぐ亡くなったというのは、カワイソウだと思うが、それでも産まれてきて、12時間でもこの世に存在して、その女性は自分の子として抱いてあげられたのは、中絶や流産よりよほどいい事だ。
中絶ってのは、どんな理由があれ命を奪うこと。
産まれてくる前に命を絶たれた子がどれほどいるか…
ヒトとして正しい事をしたと思うし、これからも正しい事をしていけると思うな。
その女性は、次の新しい命ができた時、不安はあっても後ろめたさは感じないはずだ。
ちゃんと産んだんだからな。
ななしさん
個人的には素敵な話だと思います。
だって、その子の生を祝福してあげてるもの。
ななしさん
幸せで、嬉しくて、かなしくて、辛くて、
泣くのを我慢できない事だと
思いました。
ななしさん
率直に思ったのは自己満足でした…。
脳死だと診断された人を生かすか殺すか…。どっちを選んでも選んだ人のエゴになってしまう気がする。
ななしさん
十数年前、国会でも取り上げられ話題をまいた「一杯のかけ蕎麦」御承知でしょうか？
原作者は別人でしかも脚色されていました。
お涙ちょうだいの話題は、筆者の心しだいですね…実話なのか創作なのか…
涙を流す事はいと容易い、でもすぐに忘れる現代社会、病んでいますね。
昨日は実録で、難病の少女が最後には、腎臓病を併発したけれど、両親の説得に感謝しつつも延命治療を、拒否し両親に看取られるなか他界された、普通では理解不可能な事もありますよ。他人が論じられない事では？貴女様の投稿も…
でも敬意ははらいます。今後のご活躍を！
ななしさん
母性って、父性って、家族の愛情ってそういうもんだと思います。
私はそれでいいと，思いました。
ななしさん
先程はきついコメントを、貴女にしてしまいましたが、
老婆心なんです男ですがね
亡くなった乳児の姉にあたる子は、まだ幼いのでは？両親が如何なる説明をしたとしても、心に深い傷を残す事に成りはしませんか？実際に脳の組織が無く、直ぐに亡くなる現実を経験し次の懐妊に、恐怖感を持たないのか？精神的な親子の事や、今後の夫婦間の事を考えてしまう。
やっぱり人工中絶するべきだったと、私は思いました。数年後にどんな結果が…誰にも解りません。
ななしさん
良かったです
良かった
ここに少しでもいれて
待っている人がいるところに来れて
お腹の中で終わる人生よりは
よく見えないかもしれない
音も聞こえないかもしれない
でも抱っこされた感触。匂い
温かい空間
名前
たくさんのお土産を持って返って
また生まれる準備をしてるんだね
(o^－^o)
次に生まれ変わったらその子に会いたいな～
ななしさん
私の姪っこは、赤ちゃん産まれるまで病院で過ごしました。
子宮口が開いてしまうからです。
そして、赤ちゃんは未熟児で生まれました。
肺が未発達で３日で亡くなりました。
やはり、かわいいベビー服を着せて荼毘に伏しました。
ちっちゃい骨壺でした。
私は、たった３日でも一生懸命生きたあのコは偉かったと想うし、産んだ姪っこも、辛かったけど産んでよかったと想ってる。
どんなコでも、授かった命は粗末にしたらいけないと。
お腹に宿ったら、産みたいと想うものなんだと…
私はそう想います。
ななしさん
投稿者さんからお返事きたよ
投稿者です。
一言だけ言うと、実話です。
脚色もありません。
…以上。
ななしさん
人間の価値はその人の能力や地位とかにではなく存在それ自体に有るってことですね？
ななしさん
この医師が特定されれば、産婦人科学会から厳しい沙汰が下ります、そしてこの妊婦さんは自己負担100パーセントで出産したのでしょうか…？国民の血税を自己満足の為に浪費してや、いませんか？金に目が眩んだ医者の詭弁では？中絶を促した医師達が正論ですよ。感傷的な事では世の中は成り立ちません。
ななしさん
本当にがっかりしたお返事があったので、急いで書きました。
この話が本当かうそかはわかりません。
でも、このお母さんがしたことに税金が使われることになんの疑問も感じません。
このお母さんが少しでも幸せを感じてくれるなら、いくら税金を使ったって文句はないです。
それよりも、こういう暖かさ、人の心をわからない人のために税金が使われることのほうが、よっぽど腹が立ちます。
お返事を書いてくれた人は、きっと子供がいない人なんでしょうね？
もしくは、子供がいても子供を愛してあげることができなかった人なんだと思いました。
本当に残念です。
ななしさん
我が子に脳が無いという厳しい現実がありながらもその現実を受け止め、我が子を愛し、産む決断をされたある妊婦さんは立派な方ですね…
真のお母さん
ありがとう！
ななしさん
世の中には総論賛成 核論反対なんて事は 日常茶飯事では…
この実話は産着を纏い退院する様が最後に、強調されてましたが、ここに問題があると思いますよ。この母親には既に女の子がおられるわけですよね
お産の経験も無く、今後懐妊も出来ない方でしたら、今回の事は理解できなくもないですよ。この赤ちゃん産声を挙げたのでしょうか？おぎゃ～おぎゃ～と泣いたのでしょうか？
ペットが死んだって、悲しみにくれ中々
立ち直れないもんですが、お姉ちゃんにあたる幼子さんの胸中を、また今後に与える
精神衛生の面からみても…
よくこのサイトで見かける精神の病に、この幼子が将来かかったとしたら、この母親の今回の方法で良かっですか？君子危うきに近寄らず、との賢解も有ります。多面的なものの考え方をしたいものです。
最後に投稿者さんへ
貴女ならどうしましたか？私は貴女のお考えだけを知りたいのです。
ななしさん
国民の血税、人の命のために使ったらいけないの？
あなたにはわからない？
人の命ぐらい大切なものはないでしょ。
お母さんというのは、いつだって命懸けで産むの。
あなただってそうやって生まれてきたでしょ。
もし、あなたが障害あるからって、お母さんが中絶してたら、あなたはこの世にいない。
五体満足でよかったですね。
人のキモチがわからない人に血税使うほうが、よほど無駄と思われます(－_－＃)
出産は自己負担に決まってます。
国民健康保険は、出産費用戻りませんから。
ななしさん
今の世間では虐待など多くて
ほとんどの人は中絶しようと考えると思います
でもその妊婦さんは
そのこのことが大好きだったんでしょうね
悲しい話だけど
良い話でもあると私は思いました
ななしさん
とかくこの種の話しは冷静さを無くし、理性をも失い易いもの。
で私なりの分析で感じた事を述べさせて頂きます。
前半を妊婦さんから聞いた実話とし
後半は妊婦さんから聞いて脚色をした実話
こんなふうに考えました。最初は何軒か訪ねた病院と記して有りましたから、多分大学病院とか公立の病院かと思います。ではなぜ
それらの病院で「産ませられない」と言ったのでしょうか…「脳組織の無い胎児」を臨月まで母胎で育て、自然分娩をする事は倫理違反だからでしょう。生存率ゼロだからでしょう。12時間生存と有りましたがそれは信じられません。それからうちで産みなさい、と言った産婦人科医院は、察するに個人病院でしょう。これは分娩料と言うお金が背景に潜む事を頭に入れなければ、いけないと思います。後半の事は筆者の書き方次第でどうにでもなります。、大事なのは、私だったらどうするか又旦那さんはどうするか…を決めて後半を今一度読んでみたいものです。そしてから投稿しても遅くはないと思います。税金の事は一つの問題提起の意味合いです。5パーセントの消費税に成ってからでも三千万以上の消費税は払っているので、のけ者扱いはしないで下さいね。
ななしさん
現代には科学の発展に伴って法律、道徳感？がおいつかなくなり、色々な問題が起きています
生命倫理、もそのうちのひとつです
いま、出生前にその子がどんな将来どんな病気をもつ可能性があり、どんな障害があるのか、それがわかるそうです
それによって中絶も可能
障害児だから嫌
生まれないほうが…
経済的に養う力が
みたいなその場に生きてる人間の判断で中絶が可能なんです
でもよく考えるんです
今じゃなくて、昔なら。
少し前は、
子も親を選べず
親も子を選べない
みたいなこと聞いたことないですか？
少し前だったら、
子供ができたら喜んで(一概にはいえませんが)
お母さんはお腹を痛めて生んで、
泣きながら抱いて、
お父さんとお母さん、
みんなで喜んで。
で、その後で稀に障害がわかったり、するわけですよ
その時、障害とかあるからって殺しますか？
殺さないと思うんです
お腹痛めて、一生懸命産んだし
生命の誕生を味わったんです
命の尊さを感じたと思うんです
この話だって
今がたまたま、科学が発展してて、たまたま、そういう診断ができた。
それだけだと私は思います
もしそれで中絶してたら、この場合の、生まれたあとに障害あったから殺しちゃうみたいに見えるんです。少し。(極論かもしれないです)
脳がないってわかるってことは、結構成長した後だと思うし(本当のことはわかりません)、もう生きよう生きよう、ってしてる中での選択肢だったのかと。
それに、お腹の中にいようと、生きる権利はその子にある。いくら赤ちゃん、未熟でまだなにもわからないまでも生きる権利、あると思うので。
ただ、進化する科学に対する新しい倫理も必要だし、いずれそれに対する適応も必要になるでしょう。しかも、この話に関しては生命が関わる。色んな見方があるでしょう。終末期医療のようで、すごく難しい。むしろ、こっちの生命の話は、主人公がまだ意志という意志を言葉で伝えられない。
難しい話です。
でも、私個人的には
その子が生まれてよかったな
って
たとえ１２時間でも
お母さんとお父さんに触れて、
何かをみて、何かを感じたはず
暗い中で亡くなるより、苦しいかもしれないけど、お母さんお父さんに触れたのは、その子にとって宝物じゃないかなって。お母さんお父さんにとってもそうだろうし。
以上です
でしゃばってます、すいません。
高校生で現在、丁度生命倫理をしてましたので、少し考えてみました。
でも、いま私が小さい脳フル回転で思ったことです
極論、かもしれないです、誰かを傷つける内容もあるかもしれません、でも故意ではありません。
この宛てメに出会えてよかった。
失礼します
帽子屋
ななしさん
あの。私なりに思いましたが、この話、障害とか言うレベルなんでしょうか？
脳ないんだよね？
てことは自力で発するもの何もないんだよね？
何分か心臓動いてたとしても、それってお母さんの余力。
もげた腕だって動くよ。
それ、命なの？
なんていうか
税金とかなんとか言う話じゃなく
根本的にその胎児は人間だったのか？というところからもう…納得できないです。
出産て命懸けなの。
下手したらお母さん死んでた。
友達が出産で死んだ。もう20数年も前だけど。当時の最先端医療でダメだった。
で、赤ちゃんそれだったら、バカやろうって泣いてると思う。悔しくて。
有り難いことに友達の赤ちゃんは無事大きくなって嫁入りしました。
聞いた時、凄い嬉しくて泣いた。
お母さんの思いは大事かも知れない
でもそのお母さんは、もっと自分の周りの気持ちも考えなきゃいけないと思った。
自分が死んだらなんて考えないのかもしれない。
でもそれは浅はかなんだよ。子持ちなんでしょ。
脳のない妹のせいでお母さんいなくなったら、旦那と姉娘が、どんな気持ちで生きてけばいいの？
いろいろな意味で
自己満足から出ない話だと私は思った。
一緒に死ななくてよかったね、とだけは言っとくね。
独り息子の母。
ななしさん
妊娠・出産にまつわる様々な本を読んできて。
遺伝子異常による先天性異常で
「無脳症」があります。
細胞分裂の時点で異常がおこり、
脳、或いは頭そのものが形成されません。
この病は妊娠初期でエコーで簡単に診断でき、
生まれてきても勿論生きる事はできません。
ですから、
障害とは性質が全く異なります。
妊婦さんは、出生後すぐに亡くなる事を承知での出産だったはず。それをまず踏まえて。
血税云々かぁ…なんだか心の寂しい話。
このかたは生みたかったんだもん。
それでいいじゃない。
子供を身篭ったり出産してみないと分からない感情って沢山あるし、それでも私が同じ立場になったらどうするか、それさえも想像できない。
このかたを“素晴らしい母親だ！”とか賞賛するのもなんだか違うと思うし、命に対して他人がとやかく言える事じゃないな、とは思います。
鈴木、38歳主婦
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。
