こんにちは。8月になりましたね。夏といえば戦争関連の話題ですよね。特に私は長崎出身なので、その印象が強いです。ここ数日、原爆開発者のハリウッド映画絡みで原爆がネットミームとしておもちゃのように扱われていて、モヤモヤします。
さて、今日は平和学習について吐き出したいと思います。平和学習といえば、夏休みの只中の8月9日に登校日が設けられて、体験者のお話を聞いたり、ビデオを見て、戦争をしてはいけないと感想文に書く日です。ちなみに平和学習は地元の空襲の日にも行われていた記憶があります。私は平和学習が嫌いでした。というより戦争関連が嫌いでした。怖くて、直視できなかった。だからこれまで深く考えてこなかった。感想文に書く日っていうのが物語っていますよね。
戦争ものが嫌いな私ですが、30歳を超えてからNHKをなんとなく見るようになり、映像の世紀っていう番組をよく見ています。これのおかげで戦争について考えられるようになったきがします。いままでとは違った観点で戦争を知ることができて、私にとっては新鮮でした。被害者側の戦争から加害者側の戦争を知りました。民間人の戦争から軍人の戦争を知りました。被害ばっかり習ってたからめちゃくちゃ加害してたことに驚いたし、なーんだって少し冷めた。
平和学習って偏ってる。被害者側しか教えないけど、軍人側だったり、当時の大人のことも教えたほうがいいよ。太平洋戦争が始まった当初はほとんどの人が戦争に反対してなかったみたいだし、でも、結局被害者になっちゃった。それって被害者なのかな?と思う。防ぐことはできなかったのかなとか、いろんなことを思う。簡単な話じゃないのも理解してるつもり。
平和学習って被害を伝えるだけでいいのかなってやっぱり思う。加害者だったり、戦争を後押しする立場にならないためのことを教えて欲しい。