大好きだった祖母の認知症。
別居だった祖母が認知症を患い、同居することになりました。
まだまだ自分で動けるのですが、それが災いして徘徊や行方不明になることがあったためです。
せめて自宅でゆっくりしてくれれば良いのですが本人は自分を元気で健康だと認識しているので、あれこれ家事をしたがりますし、何かすることはない? と頻繁に聞いてきます。
ほかにも、さまざまなことを五分おきに聞いたり突飛なことをしてしまうので、ひとりにしておけないのです。自営業の母も、高校生の私も、気が休まるときがありません。
何よりおしゃれで知的で鷹揚だった祖母が迷子の子供のように不安定になっていくのがつらい。
おだやかに接したいのに、苛立って声をあらげてしまう自分がつらい。母の苛立ちが家中に広がり息苦しくて、つらい。
たかが1ヶ月でこの有り様です。
でも、もう耐えられません。
主たる介護者でない私がこんなに追い詰められるのもおかしいですが、就職問題でストレスが強いこともあり、私も余裕がありません。その受け皿だった母もキャパオーバーです。
人生がこのまま良くなる未来が見えないです。
211879通目の宛名のないメール
お返事が届いています
つきよのさくら@こころ穏やかに
認知症になった家族に対して、私が思うことです。
認知が進むことで、いろいろなことを忘れて、失くし物が増えていきます。
かなり怒りっぽくなって、性格に変化が起きます。
もとの性格に戻ってほしいと願うけど、それは決して叶わぬ願いです。
こころが通じ合えなくなり、言い合いを繰り返してしまいます。
結果的に怒らせてしまいます。
支える側がつらいと思いがちです。
でも、認知症になった家族(本人)の方がつらいのです。
もう、ありのままを受け入れるしかありません。
基本、怒らせないように努力します。
話をなるべく合わせていきます。
「そうなんだ」
「へ~(笑)」を繰り返します。
自分の気持ちを押し付けません。
更に続けると、正しいとされることも押し付けません。
本人がやりたいことを、気持ちよくやってもらいます。
「夕飯を作ってもらう」
「お掃除をしてもらう」など。
失くし物は、一緒に探します。
「どこ行っちゃったんだろうね」
「こまったね」など繰り返します。
それでも怒りだしたら視界から遠ざかり、しばらくしたら視界に戻ります。
何度も同じ事を聞いてきても、その都度普通に答えます。その際「確認したいんだよね」の一言を添えます。
すべては、これ以上認知症が進行しないようにするためです。
家族の笑顔をずっと見ていたいから。
そのための努力なら惜しみません。
参考になれば幸いです。
つとむ
こんばんは。大好きな存在の人が壊れていくのは本当につらいことですよね…。お察しします。
僕の母も軽い認知症だと思います。まだ、病院には連れて行っていないのですが、おそらく間違いないと思います。
母の友達数人からも、やんわりとですが一度、病院に連れて行って診てもらった方がいいかもしれないよ…と言われました。僕もその考えでいるのですが、タイミングと本人にどう伝えるか悩んでいるところなんです。
やはり、僕の母も体には問題がないので、将来的に徘徊などのおそれがあると思います。他人事ではないです。
あなたは僕よりずっとずっと若い方だから、なおさらつらいと思います。僕も母に対して厳しい態度で接してしまったり、怒鳴ってしまったりして自己嫌悪に陥ることもあります。
なるべく独りで抱え込まないで下さいね。あなたは何も悪くないし、同じ立場になったら誰でも苛立ったり怒りを感じると思います。
簡単な問題ではありませんが、なるべく家族みんなで話し合ったり、フォローし合うようにして下さいね。
どうしようもない時は、施設のお世話になることも視野にいれておくことも考えても良いかもしれません。金銭面が問題になると思います。本当に難しい問題ですよね。役所なんかは相談にのってくれないのかな?
あなたは自分を責めたりしないでくださいね。頑張ってとは言いません。だって、どう頑張れば良いのかって話しですもんね?
あなたの負担が、心の負担もそう…なるべくかからないように願っています。
せつないですよね…大好きな人が壊れていくのを見ているのは……。
ななしさん
身内に認知症の祖父祖母がいたものです。
同居でずっと1日中お世話をすること、一緒に過ごすことはとてもきついと思います。
おだやかに接したいのに、苛立って声をあらげてしまうのは普通のことだと思います。同居の身内なら尚更だと思います。
おばあ様本人が5分毎に、何度も同じことを聞くのは忘れてはいけないと思う気持ちが強くあったり、自分の異変に気がついているからなのかもしれません。
自分ではどうにもならないことによって、自分が壊れていくことの恐怖を抱きながら、抱いた恐怖や、自分が誰であるかもさえ忘れてしまう。
でも、時折、ふと我に返る時間もあり、その時にまた大きな不安を感じるようです。
だいぶ昔、私の認知症の祖父がそのようなことを伝えてくれました。
本人も周囲の人も大変な状態で、他者の介入がないと心を保つのが難しくなります。
私の祖母は認知症になり、徘徊をしているところを保護され施設で過ごし、定期的に母が施設で必要な物を差し入れたり、手続きを行い会いに行っていました。最期の時を迎えるまで祖母は施設で過ごしました。
元気だったおばあ様との思い出はきれいなまま心に残して、変わってしまうお祖母様のことはありのままを見つめて、他人の誰かの力を借りると、周りの家族は息をつく間が生まれると私は思います。
主さんのお家の状態がわからないのままお返事していますから、もしかして既に施設を利用していての悩みだったらごめんなさい。
これを見た介護職の方や、認知症の家族を持つ方、悩みを解消した体験を持つ方から、沢山のお返事が届き主さんが心穏やかにすごせたらと思っています。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。