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リスカなんてすべきじゃなかったよ。傷跡が残る、それで腫れ物扱いされるかも、くらいは知って手を出した人が大半だと思うけど全然それだけじゃなかった。

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リスカなんてすべきじゃなかったよ。

思ってたより事後の不利益って多いものだった。

傷跡が残る、それで腫れ物扱いされるかも、くらいは知って手を出した人が大半だと思うけど全然それだけじゃなかった。

とりあえずここでは3個くらい挙げとく。

まず1つ目、よく言われてることかもだけど浅くても跡は残る。

自分は浅けりゃ跡も残らないだろうと思ったからずっと浅く切ってたの。

深いときでも、せいぜい数滴血が垂れて5分以内には止まるくらいだったし。

浅いときはその場では血も滲まないくらいで一晩寝て起きたら瘡蓋ができてた。

いつもはその中間くらい。

こんなんで跡なんか残るわけないってずっと思ってて、碌に保湿もしてなくて日光を避けることもせずにいたら白い横線がしっかりと残ってる。

というかこの浅さでも刃物が皮膚に中途半端に引っかかってケロイド化したのもある。

リスクなめんな。

やりたいけど跡は残したくないなんてそんな都合良く行くわけないじゃないか。

少しでもデメリットを感じるなら置き換えの方にすべきだよ。

腕に氷当ててみるとか輪ゴムで弾くとか、ボールペンで赤い線を引くとか。

一番最初はまあまあ痛くて良いと思うけど手軽さは二番目かな。

余談だけどこのボールペンで赤線引くってやつ、青色を混ぜたりマーカーの紫とかも入れるとちょっとリアルな仕上がりが再現できる。

もうやってしまった後だけど跡を残したくないって人は絆創膏貼ったりクリーム塗ったりしてあげて。

完全に残さないのは無理かもしれないけど直後にちゃんとケアしてれば結構変わると思う。



さて、2つ目は精神面での後遺症的なリスクを挙げとこう。

リスカをする理由なんて様々だと思うけど、自分は主に衝動を殺すためだった。

あとはほんの少し退屈を凌ぐ目的もあったかも。

衝動って割とよく聞く理由(な気がするけど偏見だったらごめん)。

この衝動ってね、本当は多分原因をちゃんと理解して解決すべきものなんだと思う。

それをリスカなんていう短絡的で暴力的なやり方で一時だけ抑え込めた振りをしているとどうなるか。

悪化するんだよ。
どんどん衝動が肥大化していって同じ深さ、同じ量では抑えきれなくなる。

さらに衝動の原因が明らかに自分の外部にあった場合は、高確率で危うい方に転じる。

客観的に見て悪いのは自分じゃないのにどうして自分が自分を傷つけなきゃいけないのか、そういう怒りを感じる日が来るかもしれない。

死にたい衝動と殺したい衝動は本当に紙一重。

まあそこは転じてからでないと分かりにくいけどね。

衝動は小さいうちに飼い慣らし方を覚えるか原因をなくすかしないといつかとんでもないことになる、と思う。

究極に言うと無差別殺人を起こしかねない。

過去にはあれだけ人を傷つけずに迷惑をかけずに生きられないなら死にたいと願ったはずなのに、真逆のことをしてしまう。

リスカで衝動を誤魔化し続けるとそんなこともあり得るんだよ。

解決できなかったとしても少なくともリスカでは鬱憤を晴らすべきじゃない。

リスカを無理なくやめられれば衝動の増大は止まるかゆっくりになる。

でもこの無理なくやめるってところも続けてると難しくなる。

依存性も自分の場合はこの衝動が生んでたんだと思う。

リスカをやめると決めてからは切りはしなかったものの、スマホの角で腕を殴り続けるのがしばらくやめられなかった。

リスカなんかよりよっぽど目立つ色彩鮮やかな痣が肘から手首までの半分くらいは覆ってたような感じ。

リスカと比べてとても早々にやめられたのは腫れ方が怖かったから。

内部で主要な血管を破裂させたらどうなるのかとか分かんなかったしね。

さらには公共交通機関の中で楽しそうに喋っている他人とか、狭い道幅を塞ぐように数列になってゆっくり歩いている他人を見ると無性に苛々して仕方がなかった。

もちろんそれまでも多少の嫌悪感はあったけど、この時期は常に衝動的だったので、確か舌打ちしたり聞こえるかどうか微妙な大きさで毒づいたりしてた。

そういうことをされることはあっても自分がするようになるなんて想像だにしなかったからショックだった。

人を意図的に傷つけておいて自分でショックだとかすごくおかしいんだけどね。

それで家に帰るとまた自己嫌悪と晴らせない衝動で自分を殴る負のループに入ってた。

今はもうこんなことは流石にないけど、衝動を飼い慣らせなくなった状態でリスカをやめるのはこのくらい難しいと思っておいた方が良い。

しかも弱者を選り好みする余裕もなかったので一歩間違えたら物理的に酷い目に遭ってた可能性もある。

幸せそうなら誰でも良かった。

この感情の最後に行き着くところは殺人衝動なんだと思った。

その前にやめられただけましだったけど、この辺りは人生で一番の黒歴史かもしれない。

今後これ以上の黒歴史ができないように過ごしていかないと。

そういえばこの衝動は完全になくなりはしなかった。

そもそも当時のわだかまりが何だったのかすらもう思い出せなくて、かなり年数も経っているし分からなくなってる。

ただ明らかにリスカを始める前の自分より衝動的で短絡的になった。

もちろん全員がこうなるなんて思ってはいない。

自分の元からの性分だと言われても否定できる明確な根拠はない。

ただ、もともと人に迷惑をかけることが怖くておそらく自己嫌悪由来の衝動を抑えるためにリスカをしていた人間が、それを続けていってむしろ人を傷つけたいという衝動に駆られたこともあったんだとは覚えていてほしい。



最後の3つ目、これは物理的なもの。

治りきった古傷が痛むときがある。

同じ場所を傷つけ続けるとそこの痛覚が強化されて脳は痛みを記憶するんだとか実際そうなるまで知らなかったよ。

痛くなるタイミングは様々で、梅雨のときとか緊張したときとか冷えたとき、特に何でもないときまで。

やめて1年半くらいは経ってるけどたまになる。

これ、実際にリスカしてたときより断然痛いからね。

まあやってるときはアドレナリンで痛覚が麻痺してほとんど痛くなかったせいもあるとは思う。

鋭いとも鈍いとも言えない嫌な感じで、腕の神経何本かねじられて引きちぎられるんじゃないか、みたいな痛さ。

あとは小さな引っかき傷でも腕にできると過度にずきずきする。

採血も点滴も注射もおそらくは過度に痛くなるんじゃないかと思う。

最近はましになってきたけど半年前くらいはただ触るだけでもちょっと痛かった。

右腕と左腕で感覚が全然違っちゃってる。

自分はこれが一番想定外だった。

こんな風になるって知ってたらやらなかったかもしれないってくらい。



さて、自分はここで挙げた3つともを日常生活の一部にせざるを得なくなった。

全部なんとなく軽い気持ちで自傷なんか始めた過去の自分のせいでね。

当時は軽い気持ちだと思ってなかったけど今になってみるとあれは軽いよ。

もう自分も当時よりはだいぶ成長した(と思う)ので、元気なときは中学生の子が始めた不始末くらい全部背負ってあげなきゃって思えるけど、

これ、ちょっと気分が沈んだときのとどめになりかねないからね。

もしかすると今後ましにはなるかもしれないけど、外見と性格両方に負の影響を与えることの重みはちゃんと考えてほしい。

まずは原因の解決に努めて、もうそれもやり切って他に方法がないなら置き換えの方で誤魔化してほしい。

今は無理でもいつかは元気になるかもしれないし、そうなったときに足を引っ張ってくるものは少ない方が良いよ。

あと、趣味は無駄な時間ではないので少しずつでも続けるべきだと思う。

結局はなにかに熱中することが健全でいられる一番の手段のような気がする。

それと、他人に安易にリスカして良いよなんて言うべきじゃない。

まあするなと言うべきでもないけどね。

本当にその人を大切に思うなら解決策を一緒に探すのが良いと思う。

同様に、どんなに信頼できる友人に対してもリスカしてることは告げるべきじゃない。

うっかり傷を人目に晒してしまった場合でも多分本当のことはあまり言わない方が良い。

自傷癖に理解のある友人はそちら側に転びやすい人でもあるから。

人格形成期というか思春期というか、中高での影響のされやすさは振り返ってみるとすごかったよ。

安易にそれを伝えた友人が自分よりはるかに深い傷を常習的につけるようになったときに後悔しても遅い。

これも自分の黒歴史。
人に言っちゃだめだった。

そもそも振り返ってみればリスカって概念を知らなければやらなかったかもしれないとも思う。

自分が悩んでたことなんてその程度だった。

今はスマホで簡単に情報が流れてきちゃうから概念を知る人も増えてるんじゃないかと思う。

(これは過激な考えかもしれないけど、小中学生向けでリスカ描写のある小説とか漫画もちょっとどうかと思っちゃう)

知って安易に試してみる人も0ではないような気がする。

でも自傷はサブカル化して良いものでは絶対にない。

広めるべきじゃないしすべきじゃない。

どうしても広まってしまうならリスクを添えておきたい。

ここで「リスカしたいけど勇気がない」って小瓶のお返事見たことがある人は分かると思うけど、大体皆やらない方が良いって書いてる。

これが答えだよ、やったら後悔するものなんだよ。

未来なんて考える余裕ないかもしれないけど後悔するようになるまでは案外短いよ。

自傷と自死以外の選択肢もちゃんと見据えておいて。



長くなったけどここらで終わりにしようと思う。

こんな長文駄文をここまで読んでくれた人、ありがとう。
名前のない小瓶
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ななしさん

(小瓶主)
名前の有った方へ、お返事ありがとうございます。

自傷の利点やそれを肯定するような文言ばかりが流れてくる現代では、自傷という形で勇気を示さなければ自己の辛さは認められないように感じてしまうのかもしれませんね…。
悪く言えば王道なメンヘラ街道を通りたい気持ちのような。

(今でこそこんな偉そうな小瓶を流していますが、始めた当時は自分自身、ファッションやサブカル的心理がなかったとは言えないのです)

1回だって後悔するときはするでしょうし、本来は回数で説得力が左右されるものでもないと思います。
逆に1回でもデメリットがあったという体験談にも変えられますし、気が向いたらそういうことを書くのも良いのではないでしょうか。

そして啓蒙と思ってくださったのは嬉しいですが、本当に届いてほしい相手には正しいと思われない気がしますね(失笑)
ただ、自傷を肯定する意見が最近あまりに増えたように感じるので止める側の意見も同じくらい増やしておきたいと感じた次第です。
改めて、読んでいただきありがとうございました。

お返事まで長文ですみませんm(_ _)m
名前の有った小瓶
リスカなんてしない方が良いのにね。

なのに何で勇気の証明とか正当性みたいなものを求めたがるのか。

私はもうリスカをファッションやサブカル感覚で会話してるのを見ると「あ、もうこの人には何言っても無駄だな」って感じてしまいます。

1回指先を少しカミソリで切ったくらいの私ではきっと説得力がないのだろうとも思います。

主さんのように啓蒙してくれる人の声が届くと良いのですが。
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