ついこの前、自分は男になりたいんだと改めて気づいた。
物心ついた頃には自分を男の子だと思い込んでいたらしく、一人称は俺だった。最近になってやっと無意識でも俺と言わないようになれた。
可愛い女の子らしい服を着たりスカートを履くのが気持ち悪くて仕方ない。
女の子なんだから○○でしょとかそういう言葉を掛けられるのが嫌で嫌で泣きそうになる。
特に辛いのは体の見た目が完全に女の子であること。身長は低い。胸は決して大きい訳ではないが目立つ。だから、格好だけでも男になってみようと思ったけれど、背は低いし胸はあるしでただ痛い人になるだけだと思い諦めた。
でも本当に訳がわからなくてどうすればいいのかがわからないのは、恋愛対象が男であるということ。男として男を愛したいと思っていること。
友人に相談したら「BLの見過ぎだ」と言われたけど、正直BLには興味がない。更に「そういうのは本当に悩んでいる人に失礼だ」とまで言われてしまった。
私自身本当に悩んでいるのに、真剣な相談もできない。今はそれが辛い。自分が何者なのか、更にわからなくなっている
名前のない小瓶
48458通目の宛名のないメール
お返事が届いています
wolf&rainbow(オオカミと虹)
まず、はっきり言えることは、トランスジェンダーと恋愛対象は関係がないということです。つまり、男として女が好きな人もいれば、男として男を好きになる人も、男女好きになる人もいます。パンセクシュアルもAセクシュアルもいます。(すいません。分からなかったら調べてください。)だから全然おかしいことではありません。少しややこしいと感じるかもしれませんがね。これだけははっきり言わせてもらいました。
私はおそらくトランスジェンダーの者です。
小瓶を読ませていただいた限り、分かるなぁと思うところがありました。もしかしたら小瓶主さんもそうかもしれませんね。私も見た目が男だと思われるほどではありません。辛いこと理解できます。今でも私も悩み続けています。
何者か分からないと書かれてますね。
私も何者かよくわかりません。最近、悟りを開いたのか、男でも女でもない。自分がどっちなのかなんてどうでもいいや。と考えるようになりました。だから専門用語でいえば、
Xジェンダーに寄ったのかなと思ってます。
先程から専門用語ばかり使ってごめんなさい。矛盾してるけどあまり専門用語は好きではありません。確かに分かる人の間では通じやすいし、私はこれだ。と分類しやすいとは思います。しかし、自分をここに属していると決めるのは腑に落ちる人もいるかもしれませんが、私は曖昧なほうがいいと感じます。専門用語上では同じでもそれぞれ一人一人違うからです。幅があります。だから私は、このような、人に伝える場合はわかりやすいように使いますが、自分の中では決めつけていません。
曖昧にここらへんかなと思っています。
よくいわれているグラデーションだと考えています。
格好についてですが、背が小さくても男っぽい格好出来ると思います。自分らしく着ましょうよ!ジージャンはお持ちですか。私は去年ジージャンの素晴らしさに気が付きました。遅いかな笑 あれは胸も隠せるし、男でも女でも着れるし、かっこいいです。パーカーを中に着るのが好きです。あとボディーバックはお持ちですかね。男っぽくなれると思います。あと靴ですね。今はメンズとレディースどっちも大丈夫なかっこいい靴が増えていますよ。もう実践してたらすいません。
参考までにどうぞ。
辛かったらまた小瓶を流してください。
必ず読みますよ。
ななしさん
私も、物心ついたときから男性になりたいというか、自分は男性だと思っていました。なので、女の子だと思われていても、(腹が立ったり、悔しい思いをしたことはあったけど)基本的には「どうぞお好きに」と受け流していました。
私の場合は自分が男でありながら、女の子はもちろん、小瓶主さん同様に男の子にも恋愛感情がありましたので、両性愛者でした。なので、小瓶主さんのように、自分が自覚している性別と自分が好きになる性別が同じこともありえると思います。
当時は、生理が止まるほど体を鍛え、胸を潰したり、腹筋を割ったり、髪を短くしたり、自分の考える男らしさを追求していました(周りから見たらめっちゃ「痛い人」だったと思います(笑))。性同一性障害やその治療法を知ってからは、病院にかかろうと真剣に検討し、費用を貯めていました。
それから、私も制服のスカートを履くのもイヤでした。でも、今思えば、私は「強要されること」や「自分らしさを打ち消されること」が一番イヤだったのかなと思います。(仮に、もし男子生徒の制服がスカートだったら、それでも自分は履くか?と考えれば、自分の気持ちを知るヒントになるかもしれません)
ナヨナヨしてる男性、背が小さくて華奢な男性、髪の長い男性、丸顔の男性、小太りな男性、おとなしい男性、可愛らしい雰囲気の男性、声の高い男性、繊細な男性、のっぺりした顔の男性、スカートを履く男性、感情的な男性……男性といってもガチムチや高身長おしゃれイケメンばかりではなく、世界にはいろんな男性がいますね(女性もまたしかり)。
あくまで私の場合ですが、それに気づいてからは、体に対して男らしさを強要しなくなりました。体格やしぐさ、○○らしさとは、その人の持つ個性なのだな、と思えたからです。
私の場合、世間や他者によって決めつけられた「男性とはこういうもの」、「女性とはこういうもの」というイメージに囚われていたのかもしれません。「自分が自分をどう思うか」が大切なのだと思います。
それから解き放たれた今は、性に関して、ほとんど自然体で生きています。「こんな見た目でもOK」、「両性好きでもOK」と自分に許可を出しています。体を鍛えることを面倒になってやめた今、見た目はフツーにどこにでもいそうな華奢で長髪の女子です。
でも、これはあくまで私の場合であって、小瓶主さんには小瓶主さんが納得できる「生き方」を見つけることが大切だと思います。必要ならホルモンを打っても手術をしても、私はいいと思います。性別はアイデンティティーにも関わってきますから、本人にとっては重大なことです。
でも、一般の人には、やっぱりピンとこないものだと思います。「わけのわからない珍獣」として遠ざけられることもあります(ありました)。なので、話す人を選んでみてください。カウンセラーやお医者さんを頼ってみてください。私も頼ったことがあります。
長々と自分語りをしてしまい、すみません。少しでも参考になればと思います。
名前のない小瓶
性同一性障害と同性愛が両方あるって感じでしょうか?
あなただって真剣に悩んでいるのにそのお友だちこそ失礼。
でもね、正直なところお友だちや私のような一般素人には手に負えない深い悩みなんだと思うよ。
話を聞くことはできるけど的確なアドバイスはできない。
まずはカウンセラーや心療内科、つまりプロに一度見てもらうのはどうですか?
抵抗あるかもしれないけど、カウンセラーの先生ならまずはひたすら話を聞いてくれるから、ひたすら話すことであなたも気持ちの整理ができるかもよ?
まりちゃん
ならなくても、
しぬまで「わたし」です。
あるものを、見よう。
名前のない小瓶
わたしはわたしになりたい
男でも女でもなく、わたしになりたいの!
ななしさん
自分も、一時的に同じ経験をしたので、お返事を書かせて頂きます。
昔、自分が『女』であることが嫌で、『男』として男性に好きになってほしいと思った時期がありました。
ただ、自分の場合、今では自分が女だということに何の違和感も持たなくなったので、あの感情は一時的なものだったのかもしれません。
もし、一時的な感情でない場合、あなたの中身(性別)が男性である可能性があるかもしれませんね。
ななしさん
うん
私もスカート穿けなくてなんで制服も女子はスカートなんだって思っていたからな
男になりたいって本当になりたい?
男を好きになれず、尚且つ女子に興味が抱かない訳ではないのならあなたは男の心だと感じますが、女子を好きになれず、ただ男らしくなりたいのならそれは憧れであって実際には女でいて良いということです。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。