前に言葉の誤用について書きました。
そりゃ人間だもの、間違えて覚えてしまうことは誰だってあります。
勿論私だって、IQ200の人だって間違えて覚えしまっている事はあるでしょう。
ただ、それでもやっぱり、以前から間違えて使っている人が多いなって思う言葉がある。
″嫁″
「俺の嫁がさぁ〜…」
んー…。
この時点では、今私が何を言おうとしているのか気付いていない人は多いと思う。
正しくは、そこは″妻″なんですよね。
″妻″、もしくは″家内(かない)″
″嫁″って、自分の息子の婚約者を指す言葉なんですよね。
なので、「俺の嫁」とか「私の嫁」といった使い方は正しくは無く、「息子の嫁」とか「うち(我が家)の嫁」といった使い方が正しいのです。
更に言えば″奥さん″という人もいます。
″奥さん″は他人の婚約者を指す言葉です。
自分の婚約者は″妻″、謙遜して″家内″。
息子の婚約者は″嫁″。
他人の婚約者は″奥さん″。
″嫁″の対義語を考えれば分かるんじゃないのかなぁって。
「私の婿がさぁ〜…」
…まぁ、そんな人はいませんよ…ね?
対義語で言えば、″奥さん″の対義語は″旦那″。
「私の旦那がさぁ〜…」
これは…、ちょっと気付けないかもしれませんね。
ただ、やっぱり自分の″夫″の事を″旦那″というのは、本来の意味合いで言えば間違いな訳で。
でも、ちょっと調べてみたら″旦那″というのはそこまで間違いでは無さそうではありましたが。
因みに、″主人″は自分の婚約者、他人の婚約者、どちらに対して使用しても良さそうでした。
女性から見た婚約者は意外と緩そうですね。
日本語ってやっぱり難しいですねぇ。
けど、そこがなんか面白いです。
「俺の嫁」はやっぱり許せませんけどね!
51037通目の宛名のないメール
お返事が届いています
名前のない小瓶
妹の夫が、うちの嫁が~~って連呼してたらお義母さんが、嫁って言うのやめなさい!とビシッとたしなめてたよ。
なんかお義母さんかっこよかった。
妹も、義理の母がそういうちゃんとした方で幸せだな。
お義母さん、いつもお世話になってます。
硫安
(小瓶主)
婚約者は間違いでした!
配偶者です!
全然気付いてませんでした。
まぁ、こういう、分かってても気付かず使ってしまうのもあるので強くは言えないのですが…。
ただ…、誤用についての小瓶で、私自身が誤用してしまっていてつらい。
ななしさん
俺の嫁はアニメや小説など物語に出てくる
魅力的な少女あるいは女性を気に入ってい
る意味で使う分には誤用ではなくなるので
悪しからず。
ななしさん
んー…
妻とかいうのは「結婚して家に入った女性」だから、「婚約者」じゃなくて「配偶者」では…
いやでも婚約者は「結婚の約束をした人」だから、別に結婚はしてなくても間違いじゃないのか?
本当、日本語って難しい…
ななしさん
婚約者…まだ家に入ってない、結婚してなくても嫁とか妻で良いんですか?
硫安
(小瓶主)
どうでも良い追記。
某掲示板で婚約者の事を″妻″と書いている人がいました。
『おぉ、この人は理解してる!』と思ったのも束の間。
そのまま読んでいたら今度は″嫁″に変わっていました。
『なんでやねん!』
かと思ったら今度は″妻″と″嫁″が殆ど交互に使われていました。
なんとなく、文面に合わせて変えているような気はしないでも無かったのですが、一つ言えるのは″妻″、″嫁″を理解している訳では無いなっていう。
名前のない小瓶
意味が通じれば、言葉の音なんて、僕はどうでもいいと思う。
意思疎通の妨げにならない程度の誤用なら。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。