はじめまして。今日は相談事があるので、小瓶を流します。
突然ですが、あなたは「HSP」というものをご存知でしょうか。
わたしなりに調べて解釈したものですが……「ハイリー・センシティブ・パーソン」の頭文字をとったもので、「感受性が強く、敏感な人」を意味するそうです。
詳しいことは調べていただくと分かりやすいですし、自分自身もうまく説明できる自信がないので、すみません。ただこの症状の人は、周りの感情に左右されやすくて、普通に生活していく中で息苦しさを感じたり、生きづらいと感じることがたくさんあります。
このHSPは病気ではなく、一種の性質といいますか……そういう性格のことをいうそうです。あくまで病気ではない、ということ。そして、5人に1人はそのHSPであるといわれています。
……と、結局偉そうに説明をしてしまいましたが、今日の小瓶はわたしのHSPの症状のことを相談したくて流します。
わたしは今中学三年生で、それはつまり学校と家を行ったり来たりする生活ということです。そして、学校でも家でもHSPだから心安らぐ時間がありません。もう疲れてしまいました。
人に会うのが苦手なので、休日も本屋や病院に行く以外には外に出ません。
人に会うのが苦手、といってもそれは「自分なんかと話して、相手の気を悪くするのは申し訳ないから」という気持ちからきています。
この気持ちって、分かっていただけるのでしょうか。
今まで出会った人は、そういうことを相談するとみんな少し迷惑そうにして「ネガティヴすぎてきもい」と言うのです。……当たり前ですかね。
こんな調子ですから学校でも友人は少なくて、同じ美術部の同級生4人がいのち綱です。そのうち同じクラスの子は「ひとりぼっちは気が楽だし、たのしい」と言う子で、2人組をつくるときは一緒になることもありますが、やっぱりちょっと違うなあと思うのです。
「ともだち」がよく分かりません。でも、さびしいです。「2人組で」がすごく怖いです。クラスの彼女のように「ひとりが気楽」と割り切ることができません。友達になったからといって、その人を信用しきれる自信がありません。全員とへだてなく接することができるのに、いざ仲が良いかと言われるとそうじゃない。……誰かに嫌われるのが、いやだから。
勉強は当たり前だからするし、だから学校にも行くけれど、今日も大丈夫っていう保証がないからやっぱり今日も行きたくないと思ってしまう。
2つ目、HSPの症状のうち、「初対面の人でもすぐ好きになってしまう」というものがあるそうです。
これが厄介です。わたしは今年の2月(これを書いている現在は6月)に転校をして、4月に同級生に告白しました。もちろん答えはノーでした。しかも、前の学校では2年間で3度恋をして1度告白し、実った経験は0。こうして書き出してみると、改めて尋常じゃ無さを感じます。
今はその症状から覚めているので、あくまで客観的事実としてとらえますが、やっぱり非常に迷惑な症状ですよね。相手にとってももちろんですし、自分でもこれは本当に迷惑しています。
症状のひとつでありながら、これは病気ではなくわたしの「性格」であるため、フられれば当たり前に傷つきますし、その時々で深く後悔します。
HSPという言葉を知り、それがそういう症状なのだと自覚するまで、ずっと自分が気持ち悪くて消えたかった。それに、これも結局は自分のひとつの性格であり、症状とか言っていくら客観的になろうと自分の尻軽さ?というかミーハーさというか、それが変わるわけじゃないのかもしれない。そう思うとなかなか……やっぱりもう嫌ですね。こんなの終わりにしたい。
もう二度と人なんか好きになりたくない。実ることのない恋なんかしたって気持ち悪い。人をすぐそういう目で見てしまう自分が恥ずかしい。自分の心が信じられない。もう辞めたい。辞めてしまいたい。でも、治らない。病気じゃないから、完治なんてしない。
これってわたしだけ?みんなは出会って2ヶ月の人に告白するの?……うん、いや、しないもんね。うん、気持ち悪いよね。自分でも分かってる。どなたかもし、共感してくださる方や対処法を知っておられる方がおられたら、お返事よろしくお願いします。
3つ目に、家でのことです。
わたしは母、弟、妹、祖父母の5人と暮らしています。
そのうち、母、妹、祖母、ときどき弟、の4人の「声」が苦手です。
「声」といっても、声質だけでなく言葉選びや口調、勢いやスピードなどすべての要素においてのことです。なにかと急いでいて、せっかちに追い詰めて、まるで問い詰められているように攻撃的に感じてしまう。自分の関係ないところで言い争いの喧嘩が起こっていたとしても、その声を聞くだけで精神が疲れきってしまう。
特に祖母と妹のが酷く、非常に攻撃的で、同じ空間にいることすら苦痛に感じます。家族のことは嫌いじゃないのに、一緒にいることは苦痛。自分でもこの食い違いは、ストレスも相まってパニックになることがあります。
祖父はわたしと同じHSPのかんじがするとわたしは勝手に思っていますが、こうなると自分の家族のほとんどが自分を理解してくれないという状況になっています。
以前、たまたま図書館で見つけた専門書を母に見せ、わたしもそれかもしれないということを話したことがあります。
母は協力的で、祖母にも専門書を見せて話をしたりしたそうです。以降、症状については理解してくれるようになりましたが、実際の辛さは感じてもらうことができないので、環境が改善されることはありませんでした。
寝室は母と妹との3人で使い、部屋は基本的に襖で壁も薄いので家のどこにいても声は聞こえるし、弟も中学生だから生活習慣もほぼ同じ。
完全にひとりになる空間が少ない。家にいるだけでも、しんどい。
母にも見せた専門書の著者曰く、「心にバリアーをつくって、自分の心と外からの感情を区別するイメージ」が大切だそう。
何度も試みてはいるのですが……いざその時になると想像どころではなくなっていて、結局気力を使ってしまうので余計にズタボロになります。
経験者のサイトなどを見ても、「前はできなかったけど今はできる」など、具体的にどうやったのか教えて欲しいのに!と思うのです。
これについても、どなたかご意見いただければ嬉しいです。
最後に、先日ネット上で「HSPとサイコパスは真逆である」というような記事を見ました。
曰く、「HSPは人並み以上に感受性が強く、涙もろかったり感化されやすかったりする。一方、サイコパスは普通はあるはずの感情が欠損していて、人を殺したりしても何も感じないなどのことがある。HSPとサイコパスは真逆である」といった感じの内容だったように思います。
なるほど、説得力はあります。ですが、ここでわたしは違和感を覚えました。
普通、2ヶ月でとはいえ本気で恋をした相手に易々と告白ができるものだろうか。ひとりぼっちはさびしいと言いながらも、他の子のように群がるのを嫌って、そのときは何も感じることなく無言でひとりで体育の授業を受ける。それって、年頃の女子としておかしいんじゃないか。HSP検査の「ショッキングな内容の映画や番組は避ける」の項目にはマルがつかない。手術系の映像が好き。血や内臓を見て、何も感じないかあるいは面白いと感じる。ニュースなどで殺人事件の報道があり、母が「人を殺すなんて信じられない。狂っている」というのに対し、なぜそういう風に言うのか理解できない、あるいは犯罪者の方に同情を向けることもあります。最終的には、精神的ストレスが限界に達した時、無意識に「殺してやる」と呟いてしまうことがあります。リスカの経験も……あります。
……ご気分を悪くされたら、ごめんなさい。
自分だけでは図り兼ねますが、ここまでくるとやっぱりサイコパスなのではないかと思います。(リスカの例を出しましたが「リスカすることイコールサイコパス」という意味ではありません。誤解をさせたら本当にごめんなさい。ただ、HSPの人は自分の感情が高ぶる行為を避けるので、HSPとは真逆の行為という意味でのリスカです)
サイコパスだけなら、それこそ何も感じないでいられるのかもしれません。
でも自分の場合、サイコパスモードの時と精神的に敏感モードの時の2つがあり、それぞれが違う場面で出ることもあれば混在することもあり、自分でもコントロールどころではありません。
混在している時は、自分の中で「ぶっ殺してやる」と「そんなこと考えるな!」がぶつかり合いをしていて、授業にも集中できないし、身体がしんどくなることもあります。
HSPだけなら、誰かに相談したり、それこそスクールカウンセラーさんとかに話を聞いてもらえるのならそうしたいです。
でもさすがに、「人を殺すことに違和感を感じません」なんて、言えるわけがない。
もしかしたらサイコパスよりも適した言葉があるかもしれませんし、そもそもサイコパスではないのかもしれません。
何にしろ、そろそろ限界です。お願いだから、普通になりたい。もう少しだけでいいから、安心して生きたい。
ここまでこんな駄文長文を読んでくださり、本当にありがとうございます。
共感してくださる方、対策を考えてくださる方、ひと言「お前気持ち悪い」と罵るだけでもかまいません。ひとつでも多くお返事がくれば喜びます。
今日もしんどい中頑張っていたあなたが、少しでも安らぐ時がありますように。
ありがとうございました。
56448通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
私も多分HSPだと思うんですが…
とにかくひとの感情を考え過ぎて疲れてしまう
自分の感情にも敏感
人の臭いに敏感
という具合です。
なんだか寂しくてでも人に寄りかかったら気持ち悪がられそうで、結局何も言えないと言うことが多々あります。
でも、これが自分のキャラということで、自分を大事にしてくれる人と出会いたいですよね。
大した解決策を見出せなくてごめんなさい。
ななしさん
語彙に乏しいので上手く言えませんが、共感する点が多いです。
辛いとは思いますが悲観することはないと思う。
本当にあなたに共感する方は多いと思う。
ななしさん
こんにちは
私はアラフォーのHSPです。
このページを偶然見つけてお力になれればと思い返信のコメントも含めて読ませて頂きました。
私から見るとまず質問者さんはHSPではない別の障害です。あとちょっと鬱になっていると思います。
また年齢的に『自分とは?』と深く考える時期ですね(いわゆる第二次成長に伴う精神的、肉体的な成長の一つで多くの人が程度はどうあれ通ります。何も考えてないように見える子もいますけどね笑)
あと質問者さんが読んだと思われる本(人との境界線にバリアーの話)あの本は読んでて病むのでオススメしません笑あとその本の著者はHSPではないです。(大手通販サイトののレビューでも言われてます)
解決方法が知りたいそうですが、HSPかどうか以前にこの文章から精神状態があまり健全でないと感じるのできちんと然るべき病院なりカウンセリングを受けた方が解決できます。「人を殺すことに違和感を感じない」ということも言っていいと思います。そういう心境というのは知ってもらった上で話を進めた方がより正確に自分の症状が判明すると思います。お医者さんもカウンセラーもそれでお金を貰ってるお仕事です。もっと色々な患者さんを見てると思いますよ。
希望すれば薬も処方してもらえます。障害や病気なら薬で症状を軽くできますし、あなたに合った対処方法を教えてもらえます。
ちなみにHSPだと生まれ持った特性なので病気や障害の様に薬などではどうにもなりません。
余談ですが、私も自分が他とは違うな混乱するなーと思って疲れた時にカウンセリング受けてましたよ。客観的になれたり、専門的な話も聞けると楽になります。またこの人ほんとに資格持ってるの?!ってくらい適当なカウンセラーもいました笑
当時はHSPが学会で発表されてなかったので、障害ではないけどちょっと疲れてるんじゃない?とか環境変えた方がいいよ。など一般的な対応をされてました。
下記に少し勘違いされがちなHSPとアスペルガーの違いことをお話します、興味があれば読んでみてください。
そもそも一言で『敏感である』といってもHSPのそれは一般的な過敏とは違います。
またHSPは共感することに関係するミラーニューロンが発達していることも特徴です。
アスペルガーの人が自分は過敏なところがあるからHSPかもというブログや著書を目にしますがアスペルガーはミラーニューロンになんらかの障害があり共感が苦手と言われています。
その為『空気が読めない』『お友達が嫌悪感を示すようなことを言ってしまう』『残虐なものを見ても違和感がない』というのも特徴です。それは共感する神経に障害があるからです。感受性の問題ではなく、神経の問題です。
だからHSPがアスペルガーであることはあり得ないんです。真逆なのはそれが原因です。
HSPの共感する能力は一般に考えられる想像をかなり超えてると思います。(自分では子供の頃から当たり前にやっていることですが)
そしてHSPであることの判断基準である頭文字をとったDOESという4つの特性が全て当てはまらなければHSPではないです。あくまでもどれかではなく全てです。
よくHSP関連の著書にHSPか判断できるかのような質問集のような物がありますが、
私からすれば誤解を招く表現が多いのでHSPだと判断することに疑問を感じます。だいたいそういう本には「もしかしからHSPの可能性があるかもしれません」と言葉を濁して断定してないことがほとんどです。
質問者さんのように自分のことで不安になっている方の本当の理解を妨げているなと残念に思います。
HSPのことが知りたくなったら提唱者で自身もHSPのエレイン・アーロンさんの『ひといちばい敏感な子』が元祖ですので読んでみてください。
色々な本が出てますが変だなと思う本も世の中にはたくさんあります。
ななしさん
最後まで読ませて頂きました、高1女子です。
正直な事を言わせて頂きます。
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私と一緒過ぎて怖い、です。
私も全く同じことを思っていて、殆ど同じ身に遭っています。
まさかこんな同じことを考えている人がこの世の中に居ると思いませんでした。
それも同世代に。
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私は今まで小瓶主さんと同じことを考えて生きてきました。
あなたと違う所は、周りに分かってくれる人がいない所です。だから、羨ましい…TT
今はつらい状況なのはわかる、私もだから。
でも正直、分かってくれる人がいて良かったねTT
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『2つ目、HSPの症状のうち、「初対面の人でもすぐ好きになってしまう」というものがあるそうです。』
ここ、私なりに考えたんですが、きっと私たちは
もしかしたら、周りのよく知らない人たちから見たら、
「惚れやすい」で終わるかもしれないけど、私の中では、「助けを求めてる」って思うんです。
私はこの分からないけど、HSPだと気づいてからも気づく前も、誰にもわかってもらえないまま生きてきてるし、生きてきました。
だから、無意識のうちに「この人になら分かって貰えるかも」と思ってるんだと思います。
語彙力が消耗してるから、分かってくれるかな?
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私が一番共感したのは、
『HSP検査の「ショッキングな内容の映画や番組は避ける」の項目にはマルがつかない。手術系の映像が好き。血や内臓を見て、何も感じないかあるいは面白いと感じる。ニュースなどで殺人事件の報道があり、母が「人を殺すなんて信じられない。狂っている」というのに対し、なぜそういう風に言うのか理解できない、あるいは犯罪者の方に同情を向けることもあります。最終的には、精神的ストレスが限界に達した時、無意識に「殺してやる」と呟いてしまうことがあります。リスカの経験もあります。』ここと、
『混在している時は、自分の中で「ぶっ殺してやる」と「そんなこと考えるな!」がぶつかり合いをしていて、授業にも集中できないし、身体がしんどくなることもあります。HSPだけなら、誰かに相談したり、それこそスクールカウンセラーさんとかに話を聞いてもらえるのならそうしたいです。でもさすがに、「人を殺すことに違和感を感じません」なんて、言えるわけがない。』ここ。
全く同じことを考えていてびっくりしました。
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私も自分の事、サイコパスなのかな?と何度も考えていました。医療系・警察系は大好きでよく見てるんです。
私も正直、何も感じないか面白いと感じてしまう。
そんな私をキモいと思うかもしれません。
私も「殺してやる」とか「地獄に堕ちろ」とか「死ね」とか「クソ野郎」とか無意識に言っちゃってるみたいです…汗
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ごめんなさい、私情を入れてばかりで…TT
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話がごちゃごちゃしてて分からなかったら申し訳ないですが、とにかく
「あなたが悪いわけではないから、そのままありのままのあなたでいなさい」というのと、
「無理をせず、周りに頼りまくりながら生きなさい」というのと、
「あなただけではないよ」というのを贈ります。
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この言葉が、あなたの元に届き幸せになれますように。
ななしさん
すいません!いろいろ書こうとしたんだけど、やっぱり難しいこと書けない!
だから少しだけ。
少しでもあなたの苦しみが晴れますように。
私はもう中学校は卒業した身だけど、
中学生の時あなたみたいに、
人を殺すのも違和感無いって思ってた。
でもね、そう言う人ほど、実際やろうと思ったら出来ないもんなんだよ。
文章ヘッタクソで申し訳ない!
でも、あなたのことを真剣に考えて、
早くその苦しみが消えて欲しいって心から思ってる人間もいるってことは知っていて欲しい!
あなたは一人じゃないよ。
私もあなたの質問読んでて、
私の悩んでるのと似てるって思ったから。
自分がわからなくて悩んでいるなら、
それに関する、心理学とかの本を読んでみるのもいいかも知れないよ!
知識は絶対に人を裏切らないから。
それで、何か得ることができるかも知れない。そしたら、その知識が自分を地獄から救い出してくれるかも知れない。
あとは、苦しいなら無理は要らないよ。
苦しいのなら休んだっていいじゃない。
寂しさを感じるのもわかる。
硬く言えば、それは群れを作って生きてきた人間の本能だ。実はみんな満たされてるように見えても、心のどっかで寂しさを抱えて生きてる。私はそう思うな。
なんの解決にもなってないよね!
ごめんなさい…
そして、ここまで読んでくれてありがとう!!!
ななしさん
しっかりと読ませていただきました。
とてもわかりやすく説明いただきわかりやすかったです。
良くも悪くも”感受性が高い”事が災いしてるとの事だと思います。そして、他人の良いところを見つけるのがお上手なのかと…少しでもはまるものがあれば大きく感動して…好きになる…殺人が悪いとしてもその人がどうして殺人したかを考えて感化されてしまったのでしょう。でも、そこで終らず更にその先…痛みであったり、悲しみであったり…そこは考える事であなたはリアルに感じ取ってしまうでしょうからお勧めはしませんが少し先を考える事で殺人に関する興味は阻害される事でしょう。何なら殺される人や動物の気持ちを考えてみましょう。
あと、あなたが活躍できる世界もあります。芸術です。
あなたが感じるまま作品を創り上げれば、きっと他の方よりも感性はデフォルメされ輝きを放つのではないでしょうか?
もし、現状で生活が困難なのであれば、カウンセリングをおすすめします。話は何でも構いません。ここにある殺人についても自由に話していいんです。守秘義務も絶対的にありますので、安心して下さいね。利用できるものは利用して…しかし今ある感性は無くさず…どうか乗り越えて下さい。
ここでいつでも待っています。
ななしさん
悩みはつきないものですね。感情はなんのためにあるのか。自分を守るためであり、他人を守るためでもあり。この両方が相対することを矛盾と言いますよね。
だから、自分も他人も守るためには、この矛盾をも受け入れないといけない。
人生ってのはそういう難しさがあって、これはどの人でも同じで、時には喧嘩したり、愛し合ったり、戦争したり、自滅したり。
我慢の限界がくる前に、とんでもないことを仕出かす前に、誰かにわかってもらう、いや、大切な誰かと分かち合うことで、人はその矛盾を受け入れられると思います。
どうか貴方に、その素敵な出会いが訪れることを祈っています。
ななしさん
30歳、女です。
長年自分の正体がわからず、生きづらさを感じてきました。
小学生~25歳くらいまで、非常に惚れっぽく、あなたと同じように、すぐ告白しては玉砕を繰り返してました。
自分が何者なのかわからないというストレス(言葉にすると陳腐だけど、同じ気持ちだったら分かってもらえる表現のはず)から、リストカットや自殺企図の経験もあります。
でも、今は落ち着いています。
私がやってきた方法をお伝えしますので、よかったら参考にしてください。
まずお伝えしておきます。
いま、生きづらくて、人生が劇的に変わるような、手っ取り早いやり方を見つけたいでしょうが、私の経験上、それは存在しません。
なぜなら、人間は複雑な生き物で、しかも感受性が強すぎる私達は、さらに複雑な存在だからです。
複雑なものは、一筋縄ではいきません。
でも忘れないで下さい。その分、“自分の乗り方”を覚えれば、そこらへんの人よりも何倍も幸せになれます。
私達は苦しみも大きいけれど、幸せも大きいです。
小さな積み重ねが大事です。
毎日、花に水をあげるように、自分を愛し、育ててあげてください。
具体的には…
・自分に正直になる(怒っている時はちゃんと怒る、悲しい時は泣く。)
・人に対しても、自分に対しても感謝と謝罪を忘れない(ありがとう、ごめんなさいを言う)
・全員に好かれなくてもいい。あなたを大切にしてくれる人のために、心を温存しておくことも大事です。
・物理的に1人になれる場所(または安心できる場所)を、意図的に作る(家が無理そうだったら、図書館とか公園とか…もし動物好きだったら年パスで入れる水族館や動物園もオススメです!私だったら高いところ好きなので、無料で利用できるデパートの屋上とか)
・家族を大切にする(完全に理解してもらうのは無理でも、困った時にはきっと助けてくれます)
時間はかかります。
でも、だんだんと周りに理解者が増えてきます。
安心できる場所も、何個か見つかります。
友達も、3人くらいしかいないけれど、心から信頼できる人に出会えます。
最後にヒント!
私も、昔から血が好きで、映画の拷問シーンとか結構好きです。激しめの音楽も好きだし、スリリングな体験を求めてます。
発達障害?サイコパス?って自分に当てはまるものを色々探してきました。
HSPにもいろいろあるみたいですよ。
私が今1番しっくりきているのは、HSS型HSPというやつです。調べてみてください。
でも!忘れないで欲しいのは、
他の方も書かれていましたが、
「あなた=HSP」ではないこと。
あなたは、あなたであって、枠にはまる必要はないんです!
自分が何者なのかわからない不安さ、すごく分かります。
でも、自分は自分でしかない。自分で作っていくしかないんです。
くじけないで。ひとりじゃないよ。応援してます。
ななしさん
病名や性質名といった
枠があると安心する人、
余計に混乱する人、
それぞれいます。
すでにほかの方がいろいろと考えてくださっていますが、わたしはあえて、
○○じゃないかな?とは言いません。
主さんの人間性を勝手に決めつけているみたいな感じがするからです。
性質名や病名があった方が
安心するならそれでよいのですが……
ただでさえ苦しいのに、
さらに自分を苦しめてしまうくらいなら、
自分を型にはめてしまうのはもったいないかな、とわたしは思います。
あなたは、あなたというたった1人の
他にはいない存在です。
みんな、って具体的に誰でしょう?
普通、ってなんでしょう?
わたしも以前、HSPという言葉を知って、
チェックしたことがあります。
こんなにも当てはまるなんて、わたしのことを知ってるのかな?と思わず笑ってしまいました。
もちろん、当てはまらない項目もあります。
主さんとわたしでも、きっと当てはまる項目が違うでしょう。
仮に同じHSPだったとして、
それでも違う部分があるのです。
いろんな要素や性質、ときには障害、病気に
片足を突っ込んだり片手を突っ込んだりして
ごちゃ混ぜになって1人の人間ができています。
違っていていいんです。
少しずつ少しずつ、自分を見つけていけば
いいのです。
わたしは成人して数年経ちますが、
未だに自分はこういう人間だ!
とは言い切れません。
去年考えていたことと、今年考えていることでさえも違うからです。
それくらい、人間は変わりながら成長していくんだと思います。
長々とごめんなさい。1人の他人の意見と思っていただければ幸いです。
ななしさん
HSPのことはあまり知りませんが、病気でも個人個人で症状が違ったり、別のものと合わさって複雑な症状になってたりします。
小瓶主さんは本当にHSPなんでしょうか?専門家の方に言われたんでしょうか?
一般的にチェック項目というのは占いと同じで悩んでる人なら殆ど望む方へ当てはまるようになってます。
仮にもしHSPだとしても「この薬を飲めば治る」「この治療を受ければ治る」といったことはないですよね?
人はどこかにカテゴライズされるだけで安心し、その安心感で解決へと向かうことをやめてしまう傾向が強くなるらしいです。
小瓶主さんの文からはそれを求めてるように感じられました。(誤解でしたらごめんなさい)
でも問題はどこにカテゴライズされるかではなく、生きにくい状況をどうしたら解決できるかではないでしょうか?
本当に生きにくいのであれば、ここで質問して自分なりの答えを出してからではなく、すぐにスクールカウンセラーや理解してくださってるお母様と一緒に専門家に話を聞いてもらうなどしてみて下さい。
ななしさん
小瓶主さんは自分が何者かわからなくて不安なんですよね。たぶん。なにか自分を定義する言葉がほしいのでしょう。
読んでみて思ったのが、発達障害か愛着障害かなと。
私自身HSPですが、色々書籍を読んだりして思ったのですが、HSPに見受けられる感覚過敏と繊細さの症状って発達障害や愛着障害にかなり見受けられるものなんですよ。
だからHSPって独立した概念ではなくて、そういう傷付きやすい性質をまとめてそう呼んでいるだけで、対処法を考えるべきベースはそっちにあるかなと思いました。
でももしかしたら違うかもしれません。自分も勉強中なのであまり詳しいことを言ってあげられないのですが、もしよかったら色々な可能性も考えて調べてみてください。
サイコパスではないと思います。あなたが心配している加虐性は、普段抑圧してる繊細さを発散させるための行動かと思います。サイコパスならたぶんそれが容赦なく他人を傷付ける行動に向かい、それに罪悪感を感じることもないはずです。リスカするときは繊細さが自罰的な方向に向かい、「殺してやる」になるときは他罰的になってるんじゃないかな。
惚れやすいのは愛着対象を沢山作っておいて不安じゃなくなりたいからかな?と。
お母さんが理解しようと努めてくださっているとのこと、それはとてもよいことですね。理解しようとしてくれる人が側にいるだけでかなり違うはずです。自分がどういう症状か、どういう感じ方なのか、なにがつらいのかを事細かに伝え続けて、一緒に対処法を考えていけたらいいと思います。普通の人にはわからない感覚をわかってもらうことがあなたが生きやすくなるために必要なことではないかと思います。
私も家にも外にも居場所がなかったので気持ちすごくわかります。
ネットで調べて、対処法教えろよ!ってなる気持ちもとてもわかります。誰も具体的なこと教えてくれないよね。
私自身も対処法を見付けられてるわけではないので、上手いこと言ってあげられなくてごめんなさい。あと文章が下手で本当に申し訳ないです。
あなたはとても頭のいい人だと思いました。だからその繊細さをどうか社会に合わせるために押し込めたりせず、うまく利用して付き合っていく方法を模索していってほしいです。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。