私は学校が嫌いです。
教育機関は主張が矛盾しています。存在自体が矛盾しています。
私たち日本国民は、教育を受ける「権利」を持っています。しかし小・中学校は「義務」教育です。
権利と義務は対義語です。この時点で矛盾しています。でも今はそれはあまり関係ありません。
学校は、児童・生徒の個性を伸ばすという方針のところが多いと思います。私の学校もそうです。
しかし実際はどうでしょう?
他人と、周りと違うと腫れもの扱い。私たちを導く存在である教師からも毛嫌いされます。
恥ずかしながら私はYouTubeでゲーム実況をしています。一人の友達にそれを言ったら、いつの間にかそれは教師陣まで広まっていました。
先生は私の夢、目標を応援してくれると言っていたので、少し苦い顔はすると思うけど、応援してくれると思っていました。
でも、かけられたのはたったの一言、しかしとても心に刺さる一言でした。
「そんなくだらないこと、やめてしまえ。」
私は思わず「えっ」と声を漏らしてしまいました。
私は、いろんな人を笑顔にしたいと思って、動画を投稿していました。
その夢を、たったの一言で、否定されました。
その日は寝るまで何も考えられませんでした。
次の日から、何に対してもやる気が起きなくなりました。
勉強も、運動も、大好きだったゲームや編集作業もできなくなりました。
そして約一か月後、私は学校に行けなくなりました。
少しだけ行っていたけど、明らかに登校日数は少なくなりました。
そして今も、あまり学校には行けていません。勉強はもう何もわからないです。
一日をただ、寝るかぼーっとするかで過ごしています。
これは私が間違っていたのでしょうか。周りに合わせて流れに身を任せていればよかったのでしょうか。
他人の幸せを作ろうとするのは、くだらないことなのでしょうか。
誰か教えてください。
68049通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
あなたが正しいよ
琴音
初めまして、少年Aさん。琴音と申します。
まず、本題に入る前にひとつ。義務教育の義務というのは親の義務であり、子供(生徒)の義務では御座いません。
本題に入りますが、人によって、感じかたは違います。ですから、貴方のゲーム実況動画で幸せになれた方もいると思います。
なので、貴方の夢を[くだらないこと]という言葉で言い表すのはやめてください。
それに、他人の幸せの為にYouTuberをやるだなんて、とても素晴らしいことだと思います。大抵の人は、収入のためとか、誰かの評価を下げるため、とか(もちろん、これが理由ではない方も多くいらっしゃると思います。)。
ですから、私は貴方を素晴らしいと思います。自分に自信を持ってください。
長文失礼致しました。
ななしさん
間違っているのは勉強がわからない自覚があるのに放置していること。
正しいのは自分の夢を否定されたことに対する反抗心。
学業は権利であり義務です。
あなた方は学業に専念する義務があるし、放棄してはいけません。
そして大人には、正しく導く義務があり、子供の将来の夢を奪う権利は無いのです。
あなたの夢の本質を、理解していない人の言うことに心を折られる必要は無いです。
目指したいものが人々の笑顔で、その為にあなたが一番伝えやすいツールがYouTubeなら続けることが将来の夢に繋がります。
そして、そのためにも学業は大変に有効なのだということも知って欲しいです。
知識は無形の財産です。今役に立たないと思う知識も、知っているというだけでも有利になることは沢山あります。
逆に知識が無い人だからこそ、先生は「そんなもの」と言っているんです。
今YouTubeが世界でどれほどの広がりがあるか、YouTuberは職業として成り立っていることも。先生はつまり、
「僕より給料が高い人たちがやっている、僕には知らないし扱えないもので将来の夢とか言われても、教師だけど教えられないから困る!」
とあなたに言ってるんです。
それで辞めてしまうのってバカバカしいじゃないですか。
「知らない」より「知る」努力をしてください。
学業は疎かにしないで、あなたの望むことも諦めなくていいんです。
ちなみに、遅れた勉強はいくらでも取り戻せますが、先生のような「知りたくない」人は教えても無駄なので放置でOKです。
お友達も、興味を持ってくれる子と、興味はないけど否定しなかった子だけで十分。
笑う奴らは放置でOK。
少しずつ、前進されることを願っています。
アーティチョーク
その言葉、辛いですね…
自分の夢をしっかりと持ってそれに向かって努力していることは素晴らしいと思います!
他人の幸せを作るのはくだらないことではありません。
私が思うにはその価値観が、あなたと先生の間で大きくかけ離れているのではないでしょうか?
私の周りにもゲーム実況やアニメを製作する人になりたいという友達がいます。そしてその子たちからなるのは大変だということも聞きました。
自分の好きな世界に飛び込んで行けるのは凄いことです!
もっと自信を持ってもいいと思いますよ!
私も見習いたいです。
名前のない小瓶
いやー、「誰かを笑顔にしたい」だなんて素晴らしいね!
その声かけたやつ誤解してんじゃね?
笑顔を作る側の苦労を知らんのやね。
気にせんでいいよ。
まぁ、日本が個性を認めないゴミ国家だって言うのには共感だね。
≪ルールは破るためにある≫ドヤァ
授業中ガムでも食べてりゃいい。
シャツだしネクタイ外し(僕がやってる)
うちの高校は毎日誰かしらお菓子持ってきてるし、ルールなんてやぶっちまおうぜ
(悪魔の誘惑笑)
売れて見返せー!笑
俺あんまりYouTubeみないけど、時間があったら見てみるよ。
なんてネーム?
ななしさん
私は大人だけど、あなたの意見に賛成だよ。
大人にがっかりしたよね。
傷ついたよね。
でもね、大人はそんな人だけじゃないよ。
学校って、とってもせまい。
その先生は、言葉のチョイスが
とっても下手くそだなって思った。
世界には、いろんな大人が
いっぱいいる。
いやな大人も、いい大人も
へんな大人も、すてきな大人も
子供みたいな大人も
宇宙人みたいな大人も
いっぱいいる。
だから、あなたの味方の大人も
たくさんたくさん、いるからね。
あなたの小瓶を読んで
ある一文を思い出した。
幡野 広志さんという大人が書いた
『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。』 という本。
その中の
『学校は理不尽さを学ぶためだけの場所』
というような一文。
あなたが私の近くにいたら、この本、気がむいたら読んでみてね~って、手渡せるのになあ。
家にいるなら、本屋さんや図書館に行って、いろんな本を読むといいよ。
今はネットで無料で読める読みものも
たくさんあるし。
もちろん、あなたの好きな動画や映画を見てもいいし。
音楽もたくさん、いろんなことを教えてくれる。
いろんな場所で、いろんな大人が、いろんな事を言ってる。
その全部を、受け止めなくてもいいからね。
学校はいかなくても全然良いと思うけど、
勉強は、自分の好きなやり方で良いから、ぼちぼちやっておくと、後がラクかもしれない。
(もし気が変わって『学校行ってみるか~』となった時、あなたの腰を軽くしてくれるはず)
好きなことやろう。
楽しもう。
この世にくだらないことなんて
ひとつもない。
って、私は思ったよ。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。