30246通目と
65046通目を読ませてもらいました。
とても受け入れがたい現実の中で、生きてこられたのですね。
大人はどうしようもない人たちばかりだと、あなた自身よくご存じだと思います。
それでも逆らえない、逆らってはいけないと感じておられるのではないでしょうか?
返事を書いている方に「助けを求めて。家から出て。」といった内容がありますが、無理に等しかったように思います。
物理的には十分可能でも、精神的に不可能だったのではないでしょうか?
心理学で「子は親から愛されていないことを理解できないため、辛い現実を自分のせいにする。」といった内容があったように記憶しています。
そこから、主従関係となり上の者へ逆らえない、逆らう恐怖で縛り付けられる状態になります。
そうなっていると感覚で理解していても、時折みせる母親のような顔に「本当は愛してくれているのではないか。」と希望を抱いてしまいます。
そして、様々なものに諦めるようになっていたのではないでしょうか。
ある2頭の犬で行った実験があります。
1頭の犬は自由に育て、もう一方の犬にだけ逃げられないようにして床から電気ショックを与え続ける。
その電気ショックを受け続けた犬はやがて座り込み、反応が薄くなっていく。
この2頭を逃げられる低い柵だけで囲われた場所に放ち、同じように床から電気ショックをあたえる。
自由に育てられた犬は何度か跳ね回り、柵を超えて逃げていくが、電気ショックを受け続けた犬はその場に座り込んでしまう。
これが、学習性無気力感です。
こんな状態で「逃げろ。」と言葉だけ言われても無理だと思います。
私も同じように悩み、この無気力状態に苦しんでいます。
しかし、私は兄の自殺によって母の頭の中が理解出来ました。
小瓶主さんほど壮絶ではないので、自分語りにお気を悪くされるかもしれませんが、親と言うものはこういうものだと参考になれば。
兄は、私からみて全て親の言いなりになっていました。
元はお笑い好きの明るい性格だったのですが、
小学校に入り、テストの成績を親に責められ、
友達付き合いも口を出され、学校ではいじめられ、
家庭学習の教材を無理やり用意されて「何故、わからないんだ!?」と鉛筆の芯の方で頭頂部を刺され出血し、
次第に死んだ目になっていきました。
中学では好きな部活にも入れず、
決められた職の学校に行き、
やっと出来た友達との交際費に激怒され、
その友達にはマルチ商法で詐欺をされ、
就職して出来た彼女との関係に口を出されて
別れて数か月後に自殺しました。
親は崩れるように大泣きしました。
「バカ野郎!」「どうして先に逝くの?」
動かない兄に、そう声をかける親を本当に
愚か者だと思いました。
親は愛し方が分かっていないまま、子育てしています。
そのことを指摘する大人もいません。
貴方は全く悪くありません。
何故、全く悪くないのに母は貴方だけを差別するのか?
学校でのいじめと一緒です。
感情を決められた一人に向けるだけで、他が安定するからです。
多くの人間は弱い生き物です。
自分の問題を自分で処理できません。
自分の問題を自分で処理できる、または処理できるだけの問題しか起きない人は他の者に向けません。
金持ち喧嘩せずもそういったことですね。
「金持ち父さん貧乏父さん」という本を読むと、お金で困っているどうしようもない大人について理解出来ます。
お金持ちになんてなれっこないと思われたら、
「TEDx 植松努」で検索して見れる動画をオススメします。
ダメだ、無理だと思い込ませてきた人の正体がわかります。
未来ある貴方に道が拓けますように。
失礼します。