正しく自分のために生きる
誤解を恐れずに言えば
人生はその人自身のものなのだから
その人自身のために生きる
しかないのではないか
この世界は自分以外の人たちもいる
だからもちろん、その人たちと共生するマナーを
守る必要はある
でも、肝心なのは、自分自身
決めるのも、考えるのも
自分のために、自分で
自分がしあわせになるために
とりとめもないひとりごと
たとえば文章。
学校の勉強では一字一句正確に覚え、著者の考えを理解し表現することが
第一に求められる。
より正確には、著者の考えだと出題者が設定した答えを導き出すことである。
なぜ多くの国で義務教育が存在し、一律の教育を受けるのが決まりとなっているのか。
考えたことはあるだろうか。
義務教育は税金が投入されている。国家事業ということだ。
基本の部分は無償で教育を受けることが出来る。
もちろん、お金を出すからには、目的がある。
明治時代に現在の学制のもとが出来た。
当時の日本は戦争準備を大急ぎで成し遂げなければならなかった。
そうしなければ欧米列強の餌食となってしまうからだ。
近い将来必ず起こる戦争に勝たなければ、日本はおしまいだ。
そんな危機意識の中、「使える兵隊」を作り出すことを第一の目的とした、学制が敷かれた。
国家に忠実で有能な駒を、効率的に。
予算が組まれ、全国津々浦々に、教育機関が作られていった。
第二次世界大戦に日本は敗れ、憲法、仮名遣いが改まり、新たな教育基本法も制定された。
しかし骨子の部分は変わらない。
かえって明治の頃の明確な目的を失い、利権思惑が乱れ絡み合い、更なる混迷にさえ陥っている。
体制で与えられるものは、体制にとって都合のよい結果を生み出すもの。
上の言うことを疑問を持たずに聞き、命令を速やかに間違いなく実行する存在。
この国は民主主義国家だって?
大本営発表をやすやすと信じるとどうなるか、歴史にたずねるといい。
先だって起きた、池袋の事故。
これ一つとっても、この国は平等ではない証拠ではないだろうか。
日本だけではないけれども。
私はこの国が大事だと思う。
感謝も感じている。
同時に、とても残念だと思う。
自分の考えを持ち、主張し、行動する。
鵜呑みにせず、さまざまな角度から物事を知ろうとする。
自分の人生を生きるために。
そのための学びなのであり、国家の走狗になるためでは決してない。
ふと思いつくままに書きました。
いろいろ至らない文をお読みいただき、ありがとうございました。