親として子を養うことは当たり前のことです。親の意思で子どもを産んでいるのですから。
そこを大袈裟に捉えることは(捉えさせる風潮があるから言わざるを得ませんが)事実を軽視することになってしまうと思います。
また、視点を変えてみれば、「養ってあげている。感謝するべきだ。」という意識を子に植え付ける親ほど毒親と言えると思います。
「毒親が嫌なら自立すればいい。」安直にそう仰る方も少なくありません。
当人のみぞ解り得る事ですが、毒親の度合いが酷いほどそれは難しくなります。
自立という言葉は尚も被害者である子を責めているようで、私は遺憾を覚えます。
その発言をする人もまた、加害者傾向があるのか、または事を理解できないからこその発言にせよ言葉の重みというものを認識すべきだと感じます。
ただ、離れた方が良いことは大概の場合確かにそうです。
体罰があれど、無けれど、本人が認識した段階でイジメはイジメですが、この場合もまず離れることです。
寮付きの仕事でも、結婚でも、ひとまず抜け出す方向で考えてみませんか?
私は結婚してやっと呪縛から離れられましたが、里帰り出産のために帰宅したら獲物が来たとばかりに過去よりエスカレートして酷い仕打ちを受けています。
暴力もありますが、暴力よりも目に見えないイジメが主で、当たり前のように行われています。
脳がおかしいと思わざるを得ないほど、何年も前から会話も通じないので今回のもう冷めました。
悲しいですが、もう笑ってしまうほどの境地になりました。
親は反面教師。
家族仲が良いほうが良いに決まっている。
親の脳もわずかに正常な部分もあるのではないか。
そう思ってこれまで歳月を重ねてきましたが、まず、よく考えたら反面教師などが存在するメリットはありませんでした。
イジメられている側が仲良くしようとしたら調子に乗せてしまうだけでした。
人に期待をするというパーセンテージの低い綺麗事よりも、世間体よりも、自分が感じている素直な気持ちを大事にしてあげるべきでした。
子どもには可哀想ですが、出産後は極力縁を切るつもりでいます。
このような境地までに至った自分の生い立ちを非常に哀しく思っています。
人に対してこんな考えを持たなければならないなんて。自分のことを好きになれずとても哀しいのです。
昔の自分に戻りたいです。
苦労はしなければしないほど良いということです。
生きていけばわかることですが、世の中おかしい人で溢れかえっています。
背徳心に悩む必要は一切ないです。
一人でも、良いので、どなたかが早い段階で加害者に見切りをつけて、自分の人生において多くの時間を幸せに過ごす選択をすることをいとわずに明るい未来へ進んでくれたらと願うばかりです。