自分の周りの友人が先に結婚・出産し、幸せそうな様子を見て当時「ない物ねだり」が激しかった私は、「無理に産まなくてもいいよ(子どもが出来なくても楽しい事出来るよ)」と言ってくれた夫に「どうしても子どもがほしい」と協力を求めて妊活に励むもなかなか妊娠しませんでした。
不妊治療中は原因かもしれない子宮筋腫の摘出手術までして通院を続けていたら無事妊娠し、2019年9月に障がいもなく五体満足で元気な子が生まれました。
元々保育士をしていた事もあって、子どもは大好きだと思い込んでいましたし、保育士になる勉強をしている最中「可愛い子どもを育児放棄、虐待なんてあり得ない!」とずっと思っていました。
しかし今子育てする立場になり、子と1日中一緒にいて辛い事ばかりです。
出来る事なら子どもをどこかに永久に預けて自由になりたいし、毎日必要最低限の家事と育児(授乳、オムツ替え)はしてますが、それ以外の事は最近ほとんどしていません。
夫、義実家の両親、実家の両親、親戚、友人みんなが協力的で、無理に洗濯も掃除も、料理もしなくていいよ。子どもの世話して母乳1つで育ててるんだから偉いよ。問題なく母親の責務果たしてるよ。と言ってもらえる(実母だけは子育てが辛いのは当たり前だから頑張らないとと言う)のですが、最初に書いた夫の言葉通り、子どもを産まなかった方が気楽だし、楽しい事が沢山ある事に気付いてしまいました。
今は昼夜問わず子どもと一緒で、夫婦2人の時のように好きな時間に好きな場所にも行けないし、楽しんでしていた仕事も休んでメリハリのない日々を送っており、自分の人生が終わったと思っています。
日中は仕事に行って大変だけど、帰ったら自分と夫との2人の時間を満喫して毎日ゆっくり過ごしていた日々に戻りたいです。
仕事が好きなら子どもを保育園に入れながら働いて生活すればいいじゃん!と思うのですが、そうすれば自分の時間を割いてまで子どもの園の支度をしたり、子どもを寝かしつけて洗濯したり食事の準備をしたり…子どもがいる事が辛い今「子どものために頑張る!」と言う気持ちが湧き起こりません。
最近は、これ以上子どもの物が増えたり情がうつる前に、どうにかして子どもを消せる方法をスマホで検索したり、気がむいてあやそうとしている途中に「この肉に包まれた首を絞め殺すのはどんな感覚なんだろう」と首の周りをふにふにと触ってみたりしていています。しかしそういうことを考えた自分にゾッとして、不安な時の癖で髪の毛を抜き始めてしまいます。
このような事を日頃から考えている人に育てられて子どもは不幸だと思います。
私が子どもをどうにかする前に、子どもを幸せに過ごせる場所に連れていくか、私がいなくなるかどうか考えています。
よく考えずに子どもなんか作るんじゃなかった。子宮筋腫の手術も受けずにそのお金で楽しい事をすればよかった。後悔ばかりです。
名前のない小瓶
89325通目の宛名のないメール
お返事が届いています
名前のない小瓶
あまりにも同じ状態で
私のことかと思いました。
全く一緒です。
旦那さんの事も、無いものねだりも、不妊治療も、絶望も。今生後2ヶ月の赤ちゃんを抱きながら読んでいます。
主様はその後どうなったのでしょうか。
この子は可愛い。でも消えて欲しい。毎日考えています。最低です。育てられる気がしません。
ななしさん
私も2019年9月に出産しました。
生活は全て子ども中心、やっと寝たと思えば家事。起きたら授乳。自由は全然ないですよね。
生まれる前の仕事、趣味、友人とランチ等の充実した日々とは全く違い、1日を家の中で会話もなく過ごすだけ。このご時世、外出もほとんど出来ず、息が詰まりそうになります。
つらい。苦しい。前みたいに自由になりたい。そう思います。
でも、この子が生まれる前は不妊に悩み、辛くて苦しかった。夫婦2人の旅行は気楽で楽しい反面、親子連れが羨ましくて羨ましくて。
あの時と比べると、今の悩みは一歩前進した、そう思うようにしています。
子育てはこれからもつらいこと苦しい事がたくさんある。でも、喜びや嬉しいことも必ずある。絶対ある。いつか、「ああ、あんなことで悩んでたなぁ。」と懐かしく思う日が来る。そう言い聞かせながら、日々を乗り越えてます。
主さんは、旦那様やご家族がとても協力的とのことなので、たまには甘えて息抜きしてくださいね。
ななしさん
読まないでくださいと言われると気になって読みたくなるように、「〜しなきゃいけない」って思うと負荷はかかって当然です。
母は子供のために尽くして当然とか、命を産んだのなら責任を持って〜っていう世間の声があなたをそうさせてるのかもですね。
隣の芝は本当に青々としてると思います。
無い物ねだりと分かっているのなら、
その気持ちをそのまま受け止めてみたらどうでしょう?
ただ、お腹の中にずっといたときの愛情。
無事に生まれてきた時の喜び。
無い物ねだりって一時的な感情です。
その一時的な感情の無い物ねだりをしてやっと手に入れた我が子の命を断ち切る覚悟があるならそれも人生です。
それをしても、また後悔しますよ。
あの時何で我が子を殺めたのか。
何で殺めてしまったのか。
その後悔は絶対に拭えることはないと思います。法的にも世間的にも今まで以上にあなたは追い込まれると思います。
ネガティブな想像が出来るのならポジティブな想像もしてみてください。
自分を客観視してみましょう。
最後に。私は現在不妊治療中です。
前述の通り見ないでと言われたら余計に見たくなるもんです。
子供を産んだことでどんなリスクがあるんだろう。と知りたくて見ました。
あなたの感情を知れて良かったです。長々と失礼致しました。
人生に後悔はつきものめすが、あなたがどうか少しでも後悔しない人生になりますように。
名前のない小瓶
今2歳の子とドライブしています。
子供が寝てしまったのでコンビニに車をとめてスマホを見てます。
上手く伝えられませんが、あなたの気持ちが少し分かります。
私は時々このまま消えてしまいたいと考えます。
子供には毎日を健やかに暮らして欲しいのですが、そのために母親として頑張れない自分が嫌いです。
私以外の人に育てられた方がこの子の人生は幸せではないかと思ってしまいます。
周囲の人にはこの気持ちを伝えることが出来ません。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。