ずっと今でも考える。最初に配属されてたところで働けてたら、人手不足だからって引っ張ってこられなかったら、今でも同じとこで働けてたのかなって。でもそしたら出会ってた人も全部違って全部違う記憶ができて、それはそれで悲しいな。配属されてたところは人が良くて好きだったから。それでも職場は辞めたくなくて、もしあの時課長が引っ張ってこなかったら今も同じところに勤めてたのかなって、延々ループ。
後から聞いたけど、辞める前に転属を訴えてくれた人がいた。課が違えばいけるんじゃないかって。でも、それを検証してくれなかったよね。職場そのものがダメなのかもしれないからって。そんなの試してみないとわからないのに検討すらしてくれなかったよね。口では辞めて欲しくないって言っといて、行動ではそれ。試用期間中のやつにそこまでする必要はなかったってことだよね。何回も何回も、ここじゃなくても仕事あるでしょって言ってきたくらいだもんな。探せばあるけど、他の仕事でいいならわざわざ試験勉強しないといけないとこ受けるわけないでしょ。試験受ける=どうしてもそこで働きたいって意思表示でしょ。通勤時間昼休み休日全部潰して泣きながら勉強しないよ。
もがいて泣いて必死で働いてやっと転職できた憧れの場所、それを経った一年でなくした。大事なものは全部手からこぼれ落ちる、これ自分の中のルール。家族も仕事も全部なくしたな。友達は残ってるか。なくなったのもあるけど。恋人も残って欲しいな。
あの時粉々に砕かれた心と一緒に自分の中の時計も壊れました。自分の心はその時からずっと止まってる。前に進んだと見せかけてまた戻ってくる。一生囚われることになった記憶です。たとえ何処かに就職したとしても動かないんだろうなって。ずっと忘れられず、ずっと苦しめられて、泣いて生きるんだろうな。たしかに毎日は泣かなくなったけど、今でも泣き叫びたいし、積もり積もった思いをぶちまけたい。
ずっと信頼してた人にこの想いが届けばいいな。私が何を思ってたか、何を感じてたか…あの時吐き出した信じてたのにって言葉は嘘でもなんでもない。あの言葉の意味を、あの言葉の重みを多分もう忘れてるでしょう。あの時の私の叫び声をもう忘れてるでしょう。本当なら一生覚えておいて欲しい。人の心を砕いた感触を覚えておいて欲しい。そして二度と同じことを別の人にしないでください。
もう数年経ってますが、まだ挨拶に行けていない意味をわかって欲しい。
恨んでるんじゃない、でも、1日でいい、1時間でもいい、私が何言っても許される時間をください。言いたいことは山ほどあるんです。感謝も謝罪も責める言葉も山ほど腐るほど、あれから自分が何を思って生きてたのか